蔵前

(くらまえ)

〜鳥越・浅草橋〜

「台東区シリーズ」の第3回目は「浅草」の下に位置する「蔵前」です。
「新御徒町駅」から歴史ある商店街を通っていき、「鳥越」や「蔵前」の
神社を巡って(←またかよ)、「浅草橋」へと幅広く散策して参りました。
それでは、どうぞご覧下さい。
新御徒町駅前
さてさて今回の「蔵前散策」なのですが、
都営大江戸線「新御徒町駅」からスタートしました。
こちらは駅から交差点を撮影した写真です。

現在は「つくばエキスプレス(常磐新線)」
駅も開業して、更に賑やかになりそうです。

ところで、何でここから散策スタートなのか?
個人的に「行ってみたかった」商店街があるからです。
商店街はこの写真の右側にあるので、
早速入ってみる事にしました。
という事で、こちらがその気になっていた商店街ですが、
その名も「佐竹商店街」でございます。
アーケード街なので雨の日も安心ですな。

ところでこちらの商店街なんですが、
江戸時代には秋田藩佐竹家の屋敷があった所でして、
そして何と日本で2番目に古い商店街だと言う事です。
散策以前にこちらを通りがかった時には、
「何だか歴史がありそうな商店街だ」と思いましたが、
今回正しくその通りだと実感した次第であります。

看板の「ふくろう」が印象的ですなぁ〜。
佐竹商店街
秋葉神社
そんな素敵な「佐竹商店街」を歩いて行きますと、
進路方向右側にこんな神社がありました。
いや〜「紅いも歩く所、神社あり」ですな。(そうか?)

こちらは「秋葉神社」と呼ばれていまして、
ご利益は「火災防除」と「家内安全」です。
毎年12月15・16日には「秋葉の火祭り」という
お祭りが催されるとの事です。

この神社の裏手には「平成小学校」がありまして、
左手には「竹町公園」があります。休憩にピッタリ。

今回も神社が数多く登場しますよ、フフフ。
「佐竹商店街」を後にしまして、
一路「蔵前」方面に向かって歩いている、の図。

町名的には「小島」「鳥越」の間といった所です。
(因みに「佐竹商店街」は「台東」という街にあります)

この先をず〜っと歩いて行きまして、
T字路を右に曲がり進んで行きますと…、
小島と鳥越の間を歩くの図
おかず横丁
またまたこんな商店街を発見しました〜。
名前は「おかず横丁」(鳥越本通り商店商盛会)。

「おかず」という響きが「台東区」とピッタリ合っていると
思うのは自分だけでしょうか?
色んな惣菜が売られているのでしょね〜。
(なんじゃそりゃ〜)
この辺は昭和初期からあるような建物が多く残っていて、
撮影はしませんでしたが、下町情緒が楽しめます。

そんなワケで、この写真の直ぐ左に走っている
「蔵前橋通り」に出まして、
蔵前橋方面へと歩いていったのでした。
さて、「蔵前橋通り」を歩いて行くと間もなくして、
今回2ヶ所目の神社に辿り着きました。

写真でもお分かりの通り、名前は「鳥越神社」
本殿は左奥なのですが、立派な造りとなってます。

ご利益は、何でも御座れといった所でしょうか。
例大祭は毎年6月9日だと言う事です。

自動販売機も設置されていますので、
お参りがてら休憩というのも良いかも知れません。
鳥越神社
蔵前4丁目交差点
引き続き「蔵前橋通り」を歩いて行きまして、
「蔵前四丁目」の交差点に辿り着きました。
こちらがその写真です。
やっと今回のメイン「蔵前」に入りましたね。

もう一つ先には「蔵前一丁目」なる交差点があり、
「江戸通り」と交差する形となっております。
丁度矢印の表示板がある所ですね。

さて、この後幾つの「神社」が登場するのでしょうか?
(って、やっぱり神社なのか・・・)
という事で「蔵前」にある神社の一ヶ所目は、
こちら「揖鳥稲荷神社」になります。
目の前に車が止まってますが・・・。

こちらは「蔵前一丁目」交差点を越えて、
一本目の小道を入った所にあります。
例大祭は1・5・9月の11日に催されるそうで、
4ヶ月毎にあるのは珍しいと思いますが。

はてさて、お次の神社は・・・。
揖取稲荷神社
蔵前神社
こちら「蔵前神社」でございます〜。

「江戸通り」若しくは「国際通り」を浅草方面へ行き、
都営大江戸線蔵前駅より手前の道路を、
ちょっと入った所に存在しております。

ご利益は「厄除け」と「家内安全」で、
例大祭は毎年6月の第一土日曜日となっております。

という事で、再び蔵前橋方向へと戻っていきまして・・・。
蔵前橋
「蔵前橋通り」を警察署を見ながら歩いて行くと、こちら「蔵前橋」へと辿り着きました。(写真左側)
黄色い橋って、なかなか目立ちますなぁ。 橋の向こうは墨田区の「両国」(横網)でございます。
ところで左側には都下水道局があり、「蔵前水の館」なる蔵風?の施設があります。(写真右側)
こちらは東京都水道局に問い合わせする必要がありますが、何と見学する事も出来るそうです。
ところでここは以前「蔵前国技館」があった所なんですよ、私はうっかり忘れていたのですがね。
榊神社
さて、蔵前橋通りの向かいに渡って行きまして、
「蔵前警察署」を過ぎてから一本目の道路に入り、
暫く歩きますとまたまた神社に到着しました。

こちらは「榊神社」という神社でございます。
ご利益は「営業繁栄」と「工事安全」です。
サラリーマンには有り難い神社ですなぁ〜。
自分ですか?モチロン拝みましたよっ!
例大祭はこちらも6月の第一土日曜日です。

そんな訳で、この後は「江戸通り」を渡って行きまして、
人形の街「浅草橋」に入っていきました。
と、その前に1枚写真を撮ってみました。
写真左側が「柳橋」という町名で、
向かい側が「浅草橋」ということになります。

人形の店は江戸通りのもうちょいと先になりますが、
この辺は造花など売っている店が多いですな。

さて、写真右側の樹木が気になりますね〜。
はて、何があるのでしょうかねぇ〜。
(オイオイ)
浅草橋界隈
須賀神社
気になる所、それはこちら「須賀神社」になります。
って、やっぱり神社なのか>自分。

商店の中にあって、落ち着いた印象がありますな。
例大祭は毎年6月4日だという事です。

それにしても今回も神社を訪ね過ぎですかね?
もう一種の「中毒」と化しておりますハイ。

そんな訳で、浅草橋駅方面へと歩いて行きました。
この辺りになると「人形の店」が多くなります。
全国的に有名な大型店や、通好み?小さな店など、
様々な人形店が所々にございます。

写っている高架線は「JR中央緩行線」でございます。
人形と言えば、「浅草橋」「岩槻」(埼玉県)ですね。

私事で恐縮なのですが自分も小さい頃、
浅草橋で五月人形を買ってもらった事があります。
仕事以外でここを訪れたのはその時以来かも。
そんなセンチメンタルな気分に浸っていました。
(ホントか?)
人形店街
銀杏岡八幡神社
そんな「江戸通り」から裏通りに入っていきますと、
今回の散策最後の神社がお出ましです。

名前は「銀杏岡八幡神社」と申します。
例大祭はこちらも6月の第一土日曜日だそうです。
今回は合計7ヶ所「神社」が登場しましたが、
当然の事ながら全ての神社でお参りしましたよ。

最早、「東京一、神社を参拝している男」だと
思わずにはいられません・・・。
という事で、最後の写真は「浅草橋」の上から撮影。
流れている川は、当サイトではご存知「神田川」です。
思えば「神田川」は「井の頭公園」が源流で、
「ここまで流れているのか」と思いますと、
何となくセンチメンタルな気分になりますな。
(またかいっ!)

写真でもお分かりの通り「船宿」が多くありまして、
「釣り船」や「屋形船」の発着地となってます。
水面に映る夕日が綺麗ですねぇ・・・。

以上、「蔵前散策」でした。
浅草橋より
「台東区内」でも、商店街の多い印象のある「蔵前」周辺ですが、
その通り様々な商店街を見られて良かったという風に思いました。
そして今回も神社を多く紹介できて大変満足しました。(オイオイ)

Update 2005.3.21