両国

(りょうごく)

〜江戸東京博物館・両国国技館〜

下町の香りが漂う「墨田区シリーズ」の第1回目は「両国」界隈を散策して参りました。
誰もがご存知の国技館がある他にも江戸東京博物館、旧安田庭園や横網町公園、
回向院や旧吉良邸など様々な見所を巡ってきました。勿論、神社も多数登場します。
それでは、どうぞご覧下さい。
両国駅3・4番線
江戸東京博物館
両国駅(1)
そんな訳で再びやって来ました「両国」へっ!
電車を降り立って先ずは総武緩行線のホームから、
「両国国技館」を撮影してみました。(写真左上)
手前のホームは総武線3・4番ホームでございます。
以前はここから房総への特急列車が発着してましたが、
現在は早朝に1本だけ新聞列車が入るのみとなってます。

そして右手には「江戸東京博物館」がございます。(写真右上)
それにしましてもホントに大きい建物ですよね〜。
一体何のデザインなのかちょっと気になるところですが…。

という事でホームから階段を下りて改札口を出まして、
駅の看板を撮影してみましたよ。(写真左側)
文字が毛筆体なのが如何にもという感じですね〜。
両国駅(2)
両国国技館
更に改札口から離れて「国技館通り」へと出まして、
離れた所から駅前の写真を撮影しました。(写真左上)
左手の駅舎が何とも良い味を出しております。
ホームには丁度JR総武緩行線の電車も止まってました。
通りの反対側には「ライオン本社」がございます。

そして裏手を振り返りますと先にも登場しました、
こちらの「両国国技館」正面口があります。(写真右上)
散策当日は大相撲は開催されていませんでしたが、
何か催し物があったのか中に入る方もいましたよ。
平日は内部の相撲博物館に無料で入館可能との事です。
因みに地下に焼き鳥工場がある事はもう有名ですね〜。
向かい側には「東京水辺ライン」乗り場があり、(写真右側)
隅田川からお台場や葛西臨海公園へ行く事が出来ます。
東京水辺ライン発着所
旧安田庭園入口
園内の風景
滝の跡?
さて、国技館通りをそのまま本所方面へ歩いて行きますと、
間もなく「旧安田庭園」に到着しました(写真左上)
季節柄「納涼の夕べ」なる催し物が開催されていました。

そんな訳で早速入園してちょこっと歩いた所で、
池の手前にて一枚撮影してみました。(写真右上)
ご覧の通り何とも趣のある庭園ですねぇ〜。
後ろにある建物は「同愛記念病院」でございます。

さてさて順路に従って歩いて行きまして、
何となく滝があった様な所を撮影しました。(写真左側)
そう言えば以前は回遊式庭園であったとの事でして、
近くを流れる隅田川から水を取り入れていたそうですよ。
伏見駒込稲荷大明神
再び園内の風景
更に園内をてれてれと歩いて行きますと、
何と小さい神社が存在しているではありませんかっ!
こちらは「伏見駒込稲荷大明神」です。(写真左上)
名前からあの文京区・豊島区と関係あるのでしょうか?
そんな訳で思いがけず今回最初のお参りをしました。

という事で入口から斜め向かいの所まで来まして、
再び園内の風景を撮影しました。(写真右上)
ところでこの庭園は現みずほ銀行の創始者である、
安田善次郎氏が所有していた庭園でありまして、
開園時間は午前9時から午後4時30分となっております。
入園無料ですのでオススメの散策スポットでございます。
そんな訳で入口を出た所の斜向かい側には、
こちら「都立横網町公園」があります。(写真右側)
都立横網町公園入口
公園案内図
東京空襲犠牲者を追悼し平和を祈念する碑
日本庭園の一部
さて公園に入りましてちょいと歩いた所には、
こちらの公園内案内図がございます。(写真左上)
今いる位置は右下の辺りだったかな?(オイ)

という事で園内を歩いて先ず目に入りましたのは、
「東京空襲犠牲者を追悼し平和を祈念する碑」(写真右上)
色とりどりの花が植えられている所が印象的ですね。
ご存知の方も多いかと思いますが横網町公園には、
関東大震災や太平洋戦争で亡くなった犠牲者の、
追悼する施設が所々に存在しております。

こちらの左手をちょっと歩いて行った所には、
この日本庭園がございます。(写真左側)
やはりこの様な庭園が公園にありますと落ち着きますね。
復興記念館
慰霊堂(1)
さてさて公園の中心部へと歩いて行きますと、
こちらの「復興記念館」が目に入りました。(写真左上)
以前は旧防災資料展示館という名称だったそうで、
昭和6年に完成した歴史的建造物ですね。

そして公園のほぼ中心部に大きく建っていますのは、
こちらの「東京都慰霊堂」でございます。(写真右上)
やはり関東大震災の犠牲者を弔う為の施設でして、
後の太平洋戦争犠牲者も弔う様になったとの事です。
午前9時から午後4時30分まで無料で入る事が出来ます。
という事で今回2度目のお参りを済ませたのでした。

更に離れた所から慰霊堂を撮影しまして、(写真右側)
都立横網町公園を後にしたのでした。
慰霊堂(2)
清澄通り
神社の案内板が!
徳之山稲荷神社
公園を出ますと「清澄通り」へと出まして、(写真左上)
このまま本所方面へと歩き「蔵前橋通り」との交差点である、
「石原一丁目」を渡って石原へと入って行きました。

交差点から歩いて間もなくの所にこんな看板が。(写真右上)
見てみますとどうやら神社があるようですね。(オイ)
この路地を右折すれば神社に辿り着く訳ですな。

という事で路地に入って暫く歩いて行きますと、
こちらの「徳之山稲荷神社」でございます。(写真左側)
江戸時代の本所築地奉行・徳山五兵衛氏屋敷跡で、
例大祭は5月19日に執り行われるとの事です。
そんな訳で今回3回目のお参りを済ませたのでした。
石原一丁目界隈
第一ホテル手前にて
神社を後にして再び清澄通りへと戻りまして、
蔵前橋通り沿いから石原界隈を撮りました。(写真左上)
ご覧の通りマンションが多く建ち並んでいますが、
その隙を縫って昔からの店舗も存在しております。

清澄通りを今度は森下方面へと歩いて行きまして、
先ほどの横網町公園横から撮ってみました。(写真右上)
右手にあるのは「第一ホテル両国」でございます。
こちらの近くには国際ファッションセンターや、
日大第一中学・第一高校が存在しております。

更に清澄通りを歩きますと再び江戸東京博物館が。
近くで見ますと迫力がありますよね。(写真右側)
常設展と企画展が年中行われています。
再び江戸東京博物館
北斎通り
緑町公園
野見宿祢神社
さて江戸東京博物館の反対側に目をやりますと、
こちらの「北斎通り」が通っております。(写真左上)
北斎とはもちろん江戸時代の画人「葛飾北斎」ですよ。
そんな訳で暫くこちらの通りを歩いて行ったのでした。

北斎通りを暫く歩いて2つ目の信号の角には、
こちらの「緑町公園」がございます。(写真右上)
造りが近代的で、この左手には噴水が存在しております。

更に北斎通りを歩いて行きまして次の信号を右折すると、
こちらの「野見宿祢神社」がございます。(写真左側)
この神社は明治17年に建立され相撲と縁があるそうで、
現在でも開催前に関係者がお参りするとの事です。
そんな訳で今回4度目のお参りを済ませたのでした。
再び清澄通り
緑一丁目交差点
という事でまたまた清澄通りへと戻りまして、
JR総武線ガード下を潜った所で撮りました。(写真左上)
左手にある飲食店の「ちゃんこ」という文字が、
やはり両国界隈だと感じさせられますね〜。

更に歩き続きまして「京葉道路」との交差点である、
こちらの「緑一丁目」へと着きました。(写真右上)
この交差点から清澄通りを渡って行きまして、
少し両国駅方向へ戻り次の路地を左折しますと、
こちら「榛(はんのき)稲荷神社」に到着。(写真右側)
小さいので見過ごし易いですが私は見逃しませんよ。
と言いますか先に出てきた歩道橋を渡れば、
直ぐに着いたのではと突っ込まないで下さい。(オイ)
という事で今回5度目のお参りを済ませました。
榛(はんのき)稲荷神社
両国商店街
ニ之橋北詰交差点
二之橋上より
さて榛稲荷神社を後にしてまたもや清澄通りへと出て、
緑一丁目交差点を渡って暫く歩いて行きまして、
「両国商店街」の街路灯を撮影しました。(写真左上)
看板の絵が力士であるのがやはり両国チックですな。

そんなこんなで「二之橋北詰」交差点に到着。(写真右上)
左右を横切っている通りは「馬車通り」でございます。
昔は馬車が通っていたのでしょうかね…。

そして「二之橋」の上から「堅川」を撮りました。(写真左側)
所々に小型のクルーザーが停泊しているのですが、
やはり自家用船として所有しているのでしょうかねぇ〜。
それは何とも贅沢な感じがするのですが。(オイオイ)
上を通る道路は首都高速小松川線でございます。
二之橋南交差点
千歳三丁目界隈
さてさて二之橋を渡りますと「千歳」へと入りまして、
こちらの「二之橋南」交差点前で撮りました。(写真左上)
ここで清澄通りとお別れして路地を右折したのでした。

路地を暫く歩いた所で千歳界隈を撮影。(写真右上)
この辺りはやはり住宅街となっておりますが、
所々には小規模な工場も存在しております。

そんなこんなで歩いているうちに神社を発見!
それがこちら「賽録稲荷神社」でございます。(写真右側)
ところが地図上では「初音森神社」と表記されてまして、
これは要するに2つ存在しているという事でしょうか?
という事で今回6度目のお参りを済ませたのでした。
因みにこの左手を進むと江東区の新大橋に入ります。
初音森神社
江島杉山神社(1)
江島杉山神社(2)
奥には洞穴が…
そんな訳で更に歩いて行きますとまたまた神社に到着。
それがこちら「江島杉山神社」でございます。(写真左上)
江戸時代の鍼医師・杉山和一氏を祀っている神社です。
杉山和一は小さい頃に盲目となってしまったのですが、
鍼術を学んで名医となった努力の人だったのですね。

さて鳥居を潜りまして本殿前にて再び撮影。(写真右上)
江島神社と杉山神社と一緒に存在している訳ですね。
という事で今回7度目のお参りを済ませました。

そして本殿の右側にには池と洞穴があり、(写真左側)
左手の石碑には「いさやみち」と書かれております。
残念ながら洞穴には入らなかったのですが…。
一之橋上から
両国一丁目界隈
という事で江島杉山神社を後にしまして、
国技館通りへと出て両国方面へと歩いて行きまして、
「一之橋」上から再び堅川を撮影しました。(写真左上)
水門の先には「隅田川」が流れている訳ですな。

一之橋を渡り何の気なしに路地へと入りまして、
これまた何の気なしに撮影してみました。(写真右上)
実はこの写真の何処かに「春日野部屋」があるのですが、
何処にあるか分かりますでしょうかね〜。(オイ)
そんな訳で国技館通りを渡りまして歩いて行くと、
「回向院」の裏口へ着きましたので内へと入りまして、
慰霊塔(ですかね?)を撮影しました。(写真右側)
この右手には江戸時代の有名な怪盗であった、
「鼠小僧次郎吉」の墓が存在しております。
回向院の慰霊塔
両国三丁目界隈
飯澄稲荷神社
吉良邸跡
そんな訳で回向院を後にして再び路地を歩いて行き、
両国二丁目界隈を撮影してみました。(写真左上)
この先の突き当りには「区立両国小学校」がありますが、
その手前には見所が左右2ヶ所存在しております。

先ずは右手にある「飯澄稲荷神社」です。(写真右上)
実はたまたま見つけたといった所なのですがね。(オイ)
という事で今回8度目のお参りを済ませたのでした。

そして反対側にはご存知「忠臣蔵」の舞台となった、
都指定旧跡「吉良邸跡」がございます。(写真左側)
この場所へ赤穂浪士四拾七士が吉良上野介を、
討ち入りに入ったわけなのですなぁ〜。
松坂稲荷
勝海舟生誕の碑
という事で早速吉良邸跡に入って行きますと、
なんとそこには神社が存在しているではありませんか!
それがこちら「松坂稲荷」でございます。(写真左上)
この他にも「首洗い井戸」も存在しております。
そんな訳で今回最後のお参りを済ませたのでした。

そして両国小学校と隣り合っている両国公園に入り、
一角にある「勝海舟生誕地の碑」を撮影。(写真右上)
やはり墨田区を語る上で外せない存在ですね〜。

そんな訳で両国公園を後にして駅方面へ向かいまして、
京葉道路の「両国三丁目」交差点を撮影。(写真右側)
この右側にある路地へと入って行ったのでした。
両国三丁目交差点
飲食店街
国技館通り
横綱の像
そんなこんなで両国駅付近にはこんな飲食店街があり、
それがこちらの「横綱通り」でございます。(写真左上)
酒飲みの方には嬉しいお店が建ち並んでますなぁ〜。

更にてれてれと歩いて行きますと再び国技館通りへと出て、
回向院へと向けて撮影してみました。(写真右上)
さて道路上から撮影して大丈夫かと思われそうですが、
散策当日はとある事情で大丈夫だったのですよ。(オイ)

ところでこの辺りには力士像が何ヶ所か存在しており、
その中の一つを撮影してみました。(写真左側)
下には力士の手形が象られておりますなぁ〜。
やはり両国は相撲の街なのだと再確認しまして、
今回の「両国散策」は幕を下ろしたのでした。
上記の通り、相撲の街だという事もあって周辺には相撲部屋が多く存在しておりまして、
それらを巡る散策も良いかと思います。そう言えば私も散策中に力士を見かけましたよ。

Last Update 2007.9.24