四谷

(よつや)

〜於岩稲荷・荒木町〜

「新宿区シリーズ」の3回目は「四谷」とその周辺を散策してみました。
「四ッ谷駅」から「迎賓館」をちょいと眺めてみまして、駅前の商店街や
歴史のあるラジオ局、はたまた「荒木町」や周辺の神社仏閣を巡り、
「外苑西通り」との交差点である「四谷4丁目」まで幅広く散策しました。
それでは、どうぞご覧下さい。
四ッ谷駅(1)
四ッ谷駅(2)
四谷見附交差点
またまたやって参りました「四谷」へっ!
という事で最初の写真は「JR四ッ谷駅」から。
「四谷見附橋」から撮影してみました。(写真左上)
「アトレ」というJR系のショッピングモールが入っています。

そして橋の反対側も撮影。(写真右上)
こちらは何とも草が鬱蒼に生えてますなぁ〜。
左手の方に「東京メトロ丸ノ内線」の駅があります。
(因みに地上の駅となっております)

更に「四谷見附」交差点からも撮影。(写真左側)
「新宿通り」(国道20号線)と「外堀通り」が交差しています。
という事で先ずは「外堀通り」を右手に進みました。
「外堀通り」を進むと二又に分かれまして、
その間に「若葉東公園」がございます。
その公園から、かの「迎賓館」の正門を撮影。
(地理的には港区元赤坂にございます)

でも今回の写真も、肝心の建物が写ってない・・・。
それだけ門と建物の距離があるという事なんですが。

外国からの賓客施設ですので、
普段は一般の方は当然入れないのですが、
夏期に抽選して公開するチャンスがあるとの事です。
自分も一度は入ってみたいモノですなぁ〜。
迎賓館正門
しんみち通り
三栄通り
さて再び「四谷見附」へと戻りまして、「新宿通り」を渡りまして、駅前の通りを撮影。
写真左側「しんみち通り」で、写真右側「三栄通り」です。 どちらも一方通行。
特に「しんみち通り」は飲食店が多く取り揃っており、昼夜とも人通りが多い所です。
四谷1丁目
四谷2丁目
さて「新宿通り」に戻りまして、一路「新宿」方面へと向かって歩いて行きました。
写真左側「四谷1丁目」交差点で、写真右側「四谷2丁目」交差点ですね。
流石にこの周辺はビルが多いですな。 という事で「四谷2丁目」を左折しますと、
文化放送
こんな感じの歴史ある建物がありますが、
こちらがかの有名な「文化放送」(JOQR)です。
開局して50年以上になる歴史あるラジオ局です。

実は自分、このラジオ局のファンだったりします。
どのあたりが良いのかと言いますと、
「マイナーっぽい番組」が多い事でしょうか。
幾らとてもメジャーな方がパーソナリティーを勤めても、
何となくマイナーっぽくなる感じなんですよ。(←失礼)
でもそんな「文化放送」が私は好きだぁ〜!(壊)

しかし、既に「浜松町」に移転されてしまいました。
何となく残念な気がするのですが…。
東福院坂
須賀神社(1)
須賀神社(2)
さて「文化放送」の脇を通って行きますとこんな坂が。
こちらは「東福院坂」(天王坂)です。(写真左上)
この周辺は所謂「寺町」となっております。

「東福院坂」を下って、更に真直ぐ進みますと、
お待たせしました今回最初の神社に到着!
こちらは「須賀神社」でございます。(写真右上)

階段を上り、右手に曲がり公園を過ぎますと、
こちらの真っ赤な鳥居がお出ましに。(写真左側)
この神社には他にも「大鳥神社」「大国主神社」があり、
3つのご神徳が祀られています。
例大祭は6月4日の前後4日間だとの事です。
という事で、ここで最初のお参りを済ませました。
田宮神社
於岩稲荷
さて「須賀神社」を後にしまして、住宅街を抜けて行きまして近くの神社へ向かいました。
「って、また神社かよ!」とお思いでしょうが、何といっても「四谷」と言えば忘れてはならぬ
話として「四谷怪談」がありますが、そのゆかりの地がこちらの神社仏閣になるんですよ!
という事で写真左側が「田宮神社」でして、写真右側が「於岩稲荷」(陽運寺)でございます。
江戸時代初期、この土地(左門町)に住んでいた「お岩さん」を祀られている神社なのですが、
「四谷怪談」は、お岩さんの死後200年後に「歌舞伎」のために作られた創作物だそうです。
そう言えば正式名は「東海道四谷怪談」ですもんね。お岩さんは大変良い女性だったとの事。
また「新川」(「八丁堀」で紹介)にも縁の神社があります。という事で今回2度目のお参りを…。
津の守坂通りとの交差点
三栄町
さて再び「新宿通り」へと戻ってきました。
「津の守坂通り」との交差点で1枚撮影。(写真左上)

横断歩道を渡って左手の「津の守坂通り」へと進み、
暫く歩くと「三栄町」交差点に辿り着きます。(写真右上)

この交差点を右に曲がり、2本目の路地を左折すると、
こちらの「区立歴史博物館」に到着。(写真右側)
なかなか近代的な造りの博物館ですなぁ〜。

開館時間は午前9時30分から午後5時30分でして、
入場料は大人300円・小中学生100円で、
休館日は月曜日だとの事です。
区立新宿歴史博物館
坂町坂
桝箕神社
さて「四谷」方面へ戻り気味に進んで行きますと、「坂町坂」とぶつかります。(写真左側)
この辺りは「坂町」という町名なんですが、その通りを歩いて左手に入りますと神社があり、
名前は「桝箕神社」でございます。(写真右側) 例祭は1・5・9月の11日に行われます。
という事で、今回3回目のお参りはこちらで済ませたのでした。
車力門通り(1)
車力門通り(2)
金丸稲荷神社
さてさて「津の守坂通り」を上がり「新宿通り」に再び出て、
これまた「四谷」を語る上で外せない所である
「荒木町」へと足を運んで行ったのでした。

先ずは「車力門通り」の入口を撮影。(写真左上)
暫く歩くと、何とも味のある飲食店がちらほら。(写真右上)
仕事を終えて帰る途中の会社の上役さんなどが、
行きつけの小料理屋へと入り、手料理を肴に酒を飲み、
店の女将さんと他愛の無い話をするのであった・・・。

なんて想像しているうちに、これまた神社に到着!
こちらは「金丸稲荷神社」でございます。(写真左側)
小さいながらも存在感たっぷりの神社でございます。
という事で、今回4回目のお参りはこちらで・・・。
津の守(つのかみ)弁財天
策(むち)の池
さて「金丸稲荷神社」の脇道に「近道」の案内板が。
赴くままに歩いて階段を下って行きますと、
こんな弁財天と池がございます。

先ずは「津の守弁財天」を1枚。(写真左上)
勿論こちらで今回5回目のお参りを。(←お参りし過ぎ)
その右手にある池は「策(むち)の池」です。(写真右上)
ここは徳川八代将軍吉宗が「鷹狩り」に来た際、
立寄って道具?などを洗っていた所だそうです。
(注:間違っていたらすみません)

という事で再び「新宿通り」へと戻るべく、
今度は「杉大門通り」を通って行きました。(写真右側)
こちらも飲食店が多いですなぁ〜。
杉大門通り
四谷3丁目
消防博物館
お岩水かけ観音
さて「新宿通り」に戻り「四谷3丁目」の交差点に到着。
(写真左上)
ここでは「外苑東通り」と交差しております。
この交差点を渡りますと「四谷消防署」がありまして、
「消防博物館」も併設されてます。(写真右上)
開館時間は午前9時30分〜午後5時、入場料は無料で、
休館日は月曜日だという事です。
そして今度は「新宿通り」を渡って行きまして、
「四谷4丁目」へと歩いて行くと「代々木丸正」という、
大きなスーパーマーケットがあるのですが、
その入口横にこんな観音様を発見!
名前は「お岩水かけ観音」だそうです。(写真左側)
しかしこんな所に観音様があろうとは・・・。
「お岩さん」もきっとビックリですな。(そうか?)
さて「新宿通り」を左手に曲がって行きますと、
「大京町」という街に入っていきます。

住宅街をちょちょっと抜けていきますと、
こちら「大京神社」に到着します。
しかし今回の散策も数多く「神社」が登場しましたなぁ。

「お参りし過ぎて、本当に大丈夫なのか自分?」
なんて思いながらも、こちらで今回最後のお参りを。

という事で、またまた「新宿通り」へと戻って行きました。
大京神社
四谷4丁目
という事で「四谷4丁目」交差点に到着しました。
ここでは「外苑西通り」と交差しております。

ここからまっすぐ進むと「新宿御苑トンネル」に入り、
「甲州街道」となって新宿駅南口に続きます。
「クリナップ」の看板が目印の「サンミュージックビル」の
左斜めは「新宿通り」で、新宿駅東口へと続きます。

因みにこの交差点を渡っていっても「四谷」でして、
「新宿御苑トンネル」と「新宿通り」との二又の所には、
「四谷区民センター」がございます。
そんな訳で「四谷」は見所が豊富なのだと実感しつつ、
散策を終了させたのでした。
今回は「四谷」の様々な顔を見られて、非常に楽しめた散策となりましたが如何でしたか?
個人的にも「四谷」は過去にも色々な出来事のあった街でございます。(なんじゃそりゃ〜)
今後は是非とも「荒木町」にお世話になりたいと思っております。(←恐らく無理だろうなぁ)

Last Update 2005.10.16