志村・小豆沢

(しむら・あずさわ)

〜見次公園・志村城跡〜

「板橋区シリーズ」の第2回目は、中山道と環八通りが交差する街、
「志村」と「小豆沢」の街並みを欲張りにドドーンと紹介しましょう〜。
「見次公園」や「志村城跡」、「小豆沢公園」を経まして、最終的には
「新河岸川」の所にある「水上バス乗り場」まで散策をしてみました。
それでは、どうぞご覧下さい。
本蓮沼駅
今回の志村・小豆沢散策ですが、最初に登場する
写真は「都営三田線」の「本蓮沼駅」だったりします。
乗っけからハズした感じですみませ〜ん。

これは本蓮沼駅を降りて地上に上がった所の写真。
ちょうど「中山道」上に位置しています。
いやしかし、自転車の数が多いですな。(汗)

と言う事で、ここから中山道を写真左へと進み
「志村」に突入する事と相成りました。
歩いて暫くすると「志村」に入ります。
写真は「志村警察署」の向かいで撮ったモノです。
写真右側に警察署はあります。
さてこの辺にお住まいの方はご存知かと思いますが、
この辺って平日は渋滞するんですよね〜。
でもこの写真ではあんまり車が走ってませんな。

そう、散策当日は日曜日だったのです。
休日の区内の道路は大抵の所はこんな感じです。
って、どうでも良い事なんですがね。

この後次の交差点を左折しまして、
一路「見次公園」へと向かう事にしました。
志村警察署前
見次公園入口
途中「凸版印刷 板橋工場」を眺めつつ、
(何となく昔からあった印象を受けましたが)
坂をダラダラと下って行きますと、到着しました。
コチラが「見次公園」(みつぎこうえん)

実はここも「志村」ではなく「前野町」という街に
存在する公園ですが、まぁ見逃して下さい・・・。

写真でもお分かりの通り、池のある公園です。
池があるという事は、どんな人達が居るのか?
それは次の写真にて・・・。
こちらが公園に入って池中央部を撮った写真。
やはり居ました「釣り人」の方々が・・・。

この公園は釣りが許可されているのです。
散策した日が休日だという事もありまして、
近所の「太公望」(?)が釣り糸を垂れてました。
どんな魚が釣れるんだろう?
自分が見た限りでは「ヘラブナ」をメインとして、
釣りしている人々が多いといった印象を受けました。

因みに月曜日は休園日で釣りが出来ませんので、
そのあたりはどうぞご注意下さい。
見次公園内部
志村城跡
さて、「見次公園」を後にしまして次に向かったのが
「志村城跡」なんですが、探すのに苦労しました〜。
おおよその検討はついてたのですが、辿り着くまで
アッチへ行ったりコッチへ行ったり・・・。
で、「志村城跡通り」から一本脇道にそれて、
フラフラと志村小学校付近を歩いていたら
あっけなく見つけました。 あらまぁ・・・。
と言う事で、こちらが志村城跡碑の写真です。
豊島氏の支族である志村氏が住んでいた城だと
いう事です。これ以上は歴史が苦手な自分には・・・。

でも「志村城」って聞くと「バカ殿様」が住んでたそうな
想像をするのは自分だけ?(←オイオイ)
そして「志村城跡」の奥にはこんな神社が。
神社の名前は「熊野神社」と申します。
モチロン例によってお参りしましたよ〜。
「志村小学校」と「志村幼稚園」の間に位置してます。

気になったのはこの地名に「志村」と付けた割に、
何となく志村氏に冷めたような感じを受けた事。
もっとババーンと志村城跡への案内板が、
あっても良いんじゃないかと思いましたが…。

そんなワケで、再び「中山道」へと向かいまして、
今度は「小豆沢」へと歩いて行くのでした。
熊野神社
志村銀座
という事で、「志村銀座」をてれてれと歩き、
「中山道」へと向かって行きました。

さてこの商店街。「しむらん通り」とも呼ばれてまして、
午後は歩行者天国となっております。
何と言っても名前の脱力感が良いですな〜。

しかもここでは年1回「サンバカーニバル」なる企画を
行なっているそうで、(9月初旬ですか)
浅草と並んで「サンバ」のメッカとなってます。
なんかスゴイなぁ〜。

で、この先に「志村一里塚」なる名所があるんですが、
写真を撮り忘れてしまいました、すみませ〜ん。
「中山道」を越えまして「小豆沢公園通り」を歩くと、
程なくして「小豆沢公園」に到着しました。

写真では何となく普通の公園に見えますが、
実は体育館や(この写真でも少し写ってます)、
野球場、テニスコートなどの運動場が立ち並ぶ、
区内屈指の運動公園であります。

この散策時期が夏場で非常に暑かったので、
公園内のプールも非常に賑わっていましたよ。
小豆沢公園
小豆沢神社
さて、「小豆沢公園」から道路を一本隔てて、
ちょっと歩いた所にこんな神社がありました〜。
その名も「小豆沢神社」です。

この地域の氏神様として奉られています。
さてここで小豆沢という地名なんですが
「小豆(あずき)」が名前の由来という説があり、
昔この地で小豆を積んだ船が沈没して、その小豆が
漂着した地だからこの名が付いたのだそうな。
(真意の程は定かではありませんが)

確かにこの地の近くに川が流れてますね。
という事で、その川かと思われる所へと、
歩いていったのでした・・・。
小豆沢神社から丘を下り「環八通り」の向かいに、
なんと「水上バス」の乗船場がありました!
って、地元の方はご存知ですよね…。
写真はそのチケット売場を撮ったモノです。

でもここから「お台場」「葛西」へと行けると思うと、
やはり自分みたいな「田舎者」には「えっ、ホント?」
なんて思ってしまうのも事実であります。

そんなワケでこの乗船場の向こうにある、
川へと向かっていったのでした。
水上バス乗り場
水上バス乗り場と新河岸大橋
環八通りを渡って階段を登ってみましたら、
こんな感じに河原の風景が見えました。

これは「新河岸川」と呼ばれている河川です。
「新河岸大橋」をバックにして撮影しました。
中央に写っているのが船乗場です。

何となく「水上バスが来ないかな〜」なんて、
一休みしながら待っていたのですが、
どうやら時間帯が悪く、やって来る気配すら無し。
何時かここから水上バスに乗りたいなぁ〜なんて思いつつ、
今回の「志村・小豆沢散策」は終わりを告げたのでした。
今回散策したコースには他にも見所がありまして(薬師の泉など)、
全てを紹介出来ませんですみません。 皆さんが散策した際にでも
探して見に立ち寄って下さい。 さて「志村」と言って思い出すのは、
あの方と同じ名前の中華料理屋があるという事を聞いた事があり、
あえて名前は伏せますが、「そんなベタな、でも確かにありそう」と
ここ数年来思っているのですが、実際の所どうなのでしょうね〜?

Update 2004.6.13