東京都内でも自然の豊かさは5本の指に入る事は間違いない所。
それが「青梅市」です。 そして、その名の通り「梅」の見所としても
非常に有名な所であります。 今回の散策は梅の開花時期に合せて
青梅駅から吉野梅郷へと散策をして来ました。他にも見所が多数あり
個人的にとても楽しむ事が出来ました。それでは、どうぞご覧下さい。
新宿駅からJR中央線で「立川」にてJR青梅線に乗り換えて、
約1時間10分で「青梅駅」に到着しました。 そんな訳で恒例の駅前写真を一つ。 駅のロータリーにはいきなり「梅」が植えてあって、 「あぁ、流石「青梅市」だ・・・」と納得しました。 ここから「吉野梅郷」へと歩いていくわけですが、 駅前の観光案内所(写真の駅舎の左にあります) にてパンフレットを貰ってそれをみると、 かなりの距離がある事を知ってガックシ。 しかし不健康な自分にとっては良いかなと思い、 歩いて行ったのでした。 |
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駅前を出まして、旧青梅街道へと進みました。
ここで青梅駅前の商店街の風景を1枚。 この辺の街道沿いには昔の映画の看板が、 所々に飾られておりまして、 レトロチックな雰囲気を醸し出しております。 実はそんな事を知らない自分。 その看板を見て「本当に映画をやっているのか?」 なんて思ってしまいました。 あぁ恥ずかしい・・・。 なんか「ハイアース」みたいなホーロー製の看板も、 あっても可笑しくない雰囲気ですね。(オイオイ) |
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「市民会館」の交差点を左に曲がり、
市立美術館を過ぎ、青梅街道を越えて、 暫く歩いて行くと、川沿いに下りられる道がありまして、 そこを降りていくとこんな公園があります。 名前は「釜の淵公園」またの名を「水の公園」でございます。 橋が掛かっているのがお分かりになると思いますが、 橋の向こう側は「多摩川」に降りられるので、 水遊びや川釣りなどにピッタリですな! 夏場に行く事をオススメします。 |
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と言う事で、その橋上にてもう1枚です。
多摩川の向こうには「かんぽの宿青梅」が見えます。 川では「鮎の友釣り」を楽しんでいる人が見受けられて、 何となくほのぼのとした印象を受けます。 「あぁ、ここって東京なのかなぁ〜」なんて、 暫し物思いに耽ってしまいました。 と、そんな事をしていたら何時まで経っても、 今回のメインである「吉野梅郷」に着きませんので、 このあたりでこの地を後にしたのでした。 |
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来た道に戻り、「吉野街道」へと進みますと、
再び「多摩川」を渡る「万年橋」に。 橋上で、上流へ向けて撮影してみました。 遠くに「御岳山」が見えますかね? この先「畑中1丁目」という交差点で、 「吉野街道」と交差しますが、 そこから「吉野梅郷」まではまだまだ長い道のりが・・・。 |
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そんな訳で吉野街道をテケテケと歩いているの図です。
道幅の狭い歩道を歩いていまして、 時折やってくる大型トラックに慄きながら歩いていると、 「はぁ、やっぱりバスに乗って行くべきだった」 などと少し思いましたが、 それでは「散策」の名が廃れてしまうというモノです。 気を張って、歩き続けたのでした。 ところでこの辺から「梅」の咲いている庭が、 チラホラと見えてくる様になってきます。 |
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さて、青梅駅から歩いてどれくらいになるのでしょうか。
1時間以上掛かったのは確かなのですが・・・。 「梅ヶ谷峠」への道を超えますと、 いよいよこちらが「吉野梅郷」の入口になります。 「やっと辿り着いた〜」なんて安堵の表情を浮かべつつ、 この辺りから歩くスピードを緩めまして、 のんびりと進んで行きました。 因みにこの辺から車で来た観光客の為の、 「有料駐車場」が多くなってきます。 |
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そして吉野街道を左に曲がりまして、
小道を案内表示板を目当てに歩いて行きますと、 「梅の見処」である「青梅市梅の公園」に着きます。 早速入口にて1枚撮ってみました。 さて「ここは市営だから無料かな?」と、 思っていたのですが3月中は有料だそうですね〜。 まぁそれは当然かなと思いつつ、 写真左にあるチケット売場で入場券を買いました。 入場料・・・大人200円(小学生以下は無料) 開花時期以外は無料となっております。 そして肝心の公園内の写真はと申しますと、 こちら→「吉野梅郷写真集」をご覧下さい♪ |
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さて、梅の公園を後にしてから色々と考えつつ歩きまして、
「例の所に行ってみようか止めようか?」なんて思いましたが、 その場所とは「吉川英治記念館」なのでした。 「でもここまで来たなら行ってみるか!」と、 ちょいと疲れた体に鞭を打って(←大袈裟)、 行ってみる事にしたのでした。 で、左側はその道中の写真です。 先を歩いている方々もきっと同じ所に行くのでは? (そうなのか?) |
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順路に従って歩いて行きますと、
「青梅きもの博物館」という所を見つけました。 いやぁ何とも「青梅」にピッタシな博物館ですね。 そう思うのは自分だけでしょうか? ここには大名や公家、皇族の着物など、 普段見られない着物を展示されているそうで、 着物に興味がある方は足を運ばれては如何でしょう? 自分はと言うと、時間も時間なので、 残念ながらいそいそと歩いて行ったのでした。 |
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「下山八幡神社」や「岩割の梅」(ホントに割ってます)を、
急ぎ足で見やった後、(写真は撮ったのですが) 再び「吉野街道」へ戻った所にこんなお寺がありました。 その名も「即清寺」と呼ばれています。 なんかやっぱり撮っちゃいましたね〜。 写真は本堂だけですが、境内は広くて見所が多そうですね。 当然ながら「梅」も多く植えられてあります。 という事でこちらでお参りを済ませました。 (下山八幡神社でもお参りをしていたりします) さて、ここまで来れば「吉川英治記念館」はもうすぐ。 最後の気力を振り絞り、階段を降りていきました。 (「即清寺」の階段って長いですよね・・・) |
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と言う事でいよいよ今回の「青梅散策」の最終目的地、
「吉川英治記念館」に到着しました〜。 う〜ん、長い道のりだったなぁ。 さて、「吉川英治氏」につきましては、 ご存知の方も多いでしょうが一応ここで簡単な説明を。 『「宮本武蔵」を書いた小説家です!』 って、これだけじゃダメですか? でも「吉川英治」と言えば「宮本武蔵」でしょうね。 他に「三国志」や「新・平家物語」もありますが。 |
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早速記念館に入場してみました。
入場料・・・大人500円 学生400円 小学生300円 写真も、撮影不可とは謳ってなかったので、 庭園から母屋と書斎を撮影しました。 実際、吉川英治氏が青梅に住んでいたのは、 昭和19年から28年までだったそうですが、 (パンフレットを参考にさせて頂きました) 吉川氏もこの地を気に入っていたのでしょうね。 村民の人々にも慕われていたそうです。 そんな事で吉川英治氏は青梅市の、 「名誉市民」となったのは言うまでもありません。 |
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そんなワケでまだまだ見所が激しくあるのですが、
流石にもう疲れてしまったので、「奥多摩橋」を渡り、 「二俣尾駅」にて今回の「青梅散策」は終了です。 本当は「沢井」や「御岳」にも見所があるのですが、 それについてはまたの機会にと言う事で。 それにしてもこの「二俣尾駅」ですが、 また何ともほのぼのとした駅舎ですなぁ〜。 実際の所「無人駅」では無いのですがね。 皆様も是非「吉野梅郷」に足を運ばれては如何でしょうか? |
Update 2003.4.6