東久留米市

(ひがしくるめし)

〜黒目川沿いを辿る散策の旅〜

小平市と清瀬市の間に挟まっている様に存在する東久留米市。
名前の由来は「福岡県の久留米市の東にあるから」と聞いた事が
ありますがそれは間違いです、ハハハ。 本当は今回の散策で全面に
押し出している「黒目川」が、昔「久留目川」とも呼ばれていた事が由来で
上記の「久留米市」と混同しない様に「東久留米市」となったそうです。
と言う事で、市民の誇りともなっている(そうか?)「黒目川」を源流近くより
「東久留米駅」まで散策して参りました。 それでは、どうぞご覧下さい。
柳窪
「小平霊園」「小平市」を参照)の北側、
新青梅街道沿いの「柳窪」交差点から今回の
「東久留米」散策をスタートしました。

写真正面にドド〜ンと写っているのは、
「山崎製パン 東久留米工場」です。

さて「ヤマザキパン」と言えば、春になると大々的な
祭りを開いて、お皿が貰えるのが有名ですが、
皆さんは応募しましたか?
(なんだそりゃ?)

そんな事はさて置き、ここから新青梅街道を
田無方面へ歩いて行ったのでした。
そうしましたら「滝山町」の交差点で、
何やらモダンな造りの建物を発見しました。

ここは「東京ガス」が運営する「ガスミュージアム」で、
東京のガスの歴史が分かる素敵な博物館です。

ところで、この場所なんですが実は「小平市」でして、
東久留米市をちょっと離れてしまいました・・・。

まぁ交差している「新小金井街道」を北上すれば、
また直ぐに東久留米市に入りますので、
これはご愛嬌と言う事で…。
ガスミュージアム
滝山団地中央
さて、「新小金井街道」を清瀬方面に進むと
市内でも屈指の大きさを誇る「滝山団地」
到着します。

この写真はその団地中央になりますね。
近辺には大型のマーケットや銀行などがあり、
なかなか便利で住みやすい所ですね。

「ところで『黒目川』はいつ登場するの?」という
疑問が湧いてくると思いますが、お待たせしました。
いよいよ下の写真より登場します。
新小金井街道を少し進んだ後右折して、
「白山公園」を通りすぎ「新所沢街道」へと出まして、
東村山方面へ進むと、これまた大きな団地である、
「東久留米西団地」に辿り着きます。

「黒目川」はその団地の中を抜けて流れています。
最初に登場した「柳窪」に源流があるのですが、
今回の散策では見つけられずに残念…。

そう言う事で、いよいよここから「黒目川」に沿って、
歩き始めたのでありました。
黒目川の源流
下里の畑
と、順調には川沿いに行けないモンで・・・。

まだこの辺りは川沿いに道がないのです。
なるべく川と離れないように歩いていると、
こんな風景が広がっていたのでした。

東京でも郊外になるとこんな広い畑が
あるモンですねぇ・・・。
取れたての野菜なども売っていたりします。
でも遠めに団地が見える辺り、「やはり東京なのだな」と
思ってしまうのは自分だけでしょうか?
そうこうしている内に、「氷川神社」を発見しました。

この東京散策サイトを始めてからと言うもの、
神社やお寺を掲載するしないに関わらず、
撮影しちゃう自分はかなりの「神社仏閣」好きですな。
とは言え、こちらでもちゃんとお参りしましたよ。

ところで、撮影したのは「氷川橋」の上でして、
この下に「黒目川」が流れています。

この辺りになると「鴨」が泳いでいたりします。
氷川神社
黒目川沿道
「所沢街道」を渡った所から、いよいよ黒目川沿いに
遊歩道が登場してきます。

写真はその遊歩道に入った直後の写真。

遊歩道自体は舗装されていて、
キチンと整備されている印象を受けます。
ジョギングしている方や、自転車で通り抜ける
親子連れを多く見かけました。

自分もここからスピードを上げて歩きました。
(もう夕方近くだったんですよね・・・)
そうしたら、下里団地の近くでこんな風景が。

「鴨」と「錦鯉」が仲良く泳いでいます。
いや、仲が良いかどうかは分かりませんが。
でも何となく「ほのぼの」しちゃいませんか?

親子連れの人々が眺めていたのが印象的でした。

因みにこの近くに「下里本邑遺跡」があります。
カルガモと錦鯉
コカコーラ工場
さて引き続き遊歩道を歩いて行きました。
この辺になると川幅も広くなってきました。

写真左側に「都立久留米西高校」「久留米養護学校」
並んで建っています。
そのせいか、高校生のジョギング姿がこの辺だと
多く見受けられました。

そして写真右側には「東京コカコーラボトリングス」
工場が見られます。
この写真だと分からないですが、
空き瓶が多く積んでありましたよ。
更に「小金井街道」を越えて進みますと、
川の向こうに街並が見えてきました。
「あぁ、ゴールが見えてきた」と思った瞬間です。

写真の中央に写っているのは、
「イトーヨーカドー」の看板です、見えないのですがね。

この辺りになると新興住宅街的な雰囲気が漂ってきますが、
ちょっと裏手の方へ目をやりますと、
まだまだ昔ながらの住宅を見る事が出来ます。
駅方面を望む
大円寺
そして「東久留米駅」へと向かう為、
「黒目川」とお別れする所にお寺がありました。
その名も「大圓寺」と言います。

何ですかねぇ〜、また撮っちゃいました・・・。
この場所には東久留米市で指定している
有形文化財が数多くあります。

さてこの後「黒目川」は市内を東へつき抜け、
埼玉県の新座市へと流れて行きます。
上の写真から「新大橋」を渡り、商店街を抜けて、
道路を渡りますと、今回の最終目的地である、
西武池袋線の「東久留米駅」に到着します。

と言う事で駅前の写真を1枚。
この駅は近年再開発が行なわれまして、
北口、南口共にガラッと変わりました。
以前の駅前を知っている自分は「ほえ〜っ」と、
その変貌振りに驚いてしまいましたが・・・。

そんなワケで、これからも発展していくであろう、
今回の「東久留米散策」はこれにて終了です。
東久留米駅
今回の「東久留米散策」で、「黒目川」が市民に愛されているかが
良くお分かりになられたかと思いますが、如何でしょう(強引っぽい?)
でも市の名前の由来にもなってますし、「水と緑の街」を掲げているそうで
「東久留米」を表現できた(か?)、個人的には良い散策でありました。
川沿いの遊歩道も、なかなか距離があって散歩に適していますよ。
仕事的にも訪れてましたが「ホントに駅前が変わった」という印象です。

Update 2003.3.29