福生市の上にあり、「玉川上水」の起点である「羽村堰」を要する「羽村市」。
個人的には「玉川兄弟像」が見たくて非常に楽しみにしていた所でもあります。
その他にも「まいまいず井戸」や「羽村動物公園」があり散策に適してますね。
今回は駅南口から「羽村堰」へ、また駅北口から「動物公園」へと散策しました。
それでは、どうぞご覧下さい。
JR青梅線にて立川駅から8つ目の駅。
つまり「福生駅」の次が「羽村駅」になります。 先ずは西口の写真からまいりましょう。 駅前の雰囲気としてはちょっと地味目ですな。 タクシー乗り場が左手にあり、郵便ポストの 後側に「たましん」(多摩信用金庫)のATMが ちょこんとあります。(ローカル的ですみません) 商店もちょいと少なめで「大丈夫ですかね?」と 要らぬ心配をしましたが、ホントにそうでした。 それについてはまた後ほど・・・。 と言う事でここから多摩川へと歩いて行くのでした。 |
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駅前通りを歩いて行きますと、
間も無く「新奥多摩街道」との交差点へ。 福生市方面へと写真を撮ってみました。 散策した日は日曜日の昼間でして、 交通量も少なくのんびりとした印象ですな。 さて「多摩川」へは写真右側へ「寺坂」と呼ばれる、 下り坂を進んで歩くと10分足らずで辿り着けます。 早速下り坂を進んでいったのですが、 その途中で何か神社仏閣がある様な気がして、 ちょいと訪ねてみる事にしました。 |
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そうしたら、やっぱり「神社」がありましたよ。
何となく神社が自分を呼んでいるような気がして。 (↑それはないだろう) 名前は「稲荷神社」、寺坂を下りきった所から 階段を上ったところに存在します。 さて神社に来たならば当然お参りしましたよ。 もう完全に「儀式」となってますな。 そしてお参りが終わった後、振り返ってみると なかなか眺めの良い風景が広がってたのでした。 それについては下の写真にて。 |
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こちらが「稲荷神社」から見下ろした図。
住宅街が広がっていますが周囲の環境が良いし、 更に駅からも割りと近いので住み良さそうですね。 そして遥か向こうに奥多摩の山々が見えまして、 晴れた日の眺めは最高ですね〜。 さて写真左側の道路を進むと左に湾曲し、 間も無く「多摩川」と「玉川上水」の取水口である、 「羽村堰」へと辿り着きます。 それとオマケですが写真中央に写っている、 ちょっと見辛いですが塔が立っている様な所。 「東会館」という地域会館でございます。 洋風なので最初は「教会」かと思いました〜。 |
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と、多摩川へ向かう前にもう一ヶ所紹介しましょう。
こちらは「禅林寺」というお寺さんです。 市指定文化財である「十一面観音」があるそうで、 興味がある方は是非どうぞ♪ 恐らく「寺坂」の名前の由来もこのお寺さんから 来ているのでしょう。(←想像で決めるなよ) と言う事でいよいよこの後「玉川上水」の取水口、 「羽村堰」へと向かって行くのでした。 「玉川兄弟」が俺を待っているっ! (いや待ってないって…) |
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「禅林寺」から歩いて約5分、
「奥多摩街道」を隔てて多摩川が見えてきました。 河原へと行こうと逸る気持ちを抑えつつ、 「羽村堰」の写真を撮ってみました。 「玉川上水」の取水口が少し見えますな。 ここから階段を下って河原へと進むのですが、 その前に写真右側にある神社へと行きました。 「またかぁ〜」と思われた方、またですごめんなさい。 因みにこの辺りの歩道はかなり狭く、 交通量も結構あるので歩く時はご注意を。 |
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はいコチラがその神社になります。
名前は「玉川水神社」と申します。 規模的にはこの様に小さい訳なんですが、 都内では最古の水神社だそうです。 (確かそうだったような・・・) 鳥居が木製で、何とも味わい深いですなぁ。 もちろんお参りはバッチリしてきました。 この神社の右隣には「羽村取水場」があります。 と言う事でいよいよ河原へと進んで行って、 「玉川兄弟像」を訪ねる事となりました。 |
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さていよいよ多摩川沿いへと降りていきますと、
登場しましたこちらが「玉川兄弟像」ですっ! 個人的には写真でしか見た事がありませんので、 ようやく実物を見る事が出来て嬉しい限りです。 「玉川上水」は江戸時代初期に人口増加の影響で、 水不足になった事態を解消する為作られたのですが、 その計画を推し進めたのがこの玉川兄弟でした。 (右側が兄:庄右衛門 左側が弟:清右衛門) 今では一線を退いた「玉川上水」ですが、 江戸そして東京の生活に無くてはならぬ存在として、 その功績を称えなければなりませんな。 |
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「玉川兄弟像」を離れて歩いて行きますと、
家族連れで賑わう多摩川が見えてきました。 前述の通り休日で天気も良かったせいもあり、 川遊びや釣りをしている人々が多く見られました。 自動車も土手まで降りて駐車する事が出来ます。 う〜ん、何だか楽しそうですなぁ〜。 向こうに見える橋は「羽村市堤下橋」でして、 渡って少しの所に「郷土資料館」があります。 そんな訳で玉川上水を訪ねる散策は終了。 再び羽村駅へと戻っていったのでした。 |
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さてお次は「羽村市動物公園」へと散策開始。
今度は羽村駅東口からスタートという事になります。 西口とは違ってバスのロータリーがあり、 写真には写ってませんがスーパーマーケットや、 飲食店舗が多数あって賑わっておりました。 恐らくこちらが主要の乗降口なんでしょうか? さてこの写真左手裏に早速見所がありまして、 まずはそちらの方へ行ってみました。 「見所って、まさか・・・」と思った方、 そのまさかでございます・・・。 |
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そのまさかと言うのはやはり神社でして・・・。
今回の羽村散策も3度神社が登場しました。 何と申しましょうか、もう気にしないで下さ〜い。 こちらの名前は「五ノ神神社」と申します。 それなりに小さい杜ですが、賑やかな駅前でも この場所だけは落ち着いた印象を受けますな。 ここでもお参りしたのは言うまでもありません。 ところで実はこの裏にメインの見所がありまして、 都指定文化財にも指定されているんですよ。 それは何かと申しますと・・・。 |
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こちらがその「まいまいずの井戸」でございます。
昔は地中深くまで井戸を掘る技術が未発達で、 周りからグルグルと掘り進めながら作られたのが、 この「まいまいずの井戸」と言う事になります。 「まいまい=かたつむり」という事でしょうか? ところで最初は井戸の上のほうから撮ったのですが、 よく見てみると降りる事が出来る様子でしたので、 行ける所まで行って撮影したのがこの写真。 なかなか上手く撮れてるな〜と思いますが、 普段はこんな下まで行く人っているのかな? ちょいと恥ずかしい気もしましたが…。 |
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さて「まいまいずの井戸」を離れて一路「羽村市動物公園」へと歩いていきました。
動物公園の行き方は至って簡単、駅前通りをひたすら真っ直ぐ歩くと着きます。 先ずは市役所通りとの交差点(写真左側)、更に羽村街道との交差点。(写真右側) 羽村街道との交差点の辺りで約半分の地点。歩いてみると結構距離があります。 |
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更に歩いて行き「羽村団地」を通り越した所に
「羽村市動物公園」の入口がありました。 「上野動物園」や「多摩動物公園」とは違って 規模は小さいですが、その分じかに触れられる 動物もいて子供連れに最適な動物公園です。 自分も「入ってみようかな?」と思いましたが、 休日なのに人気があまりにも無い・・・。 入口付近に行って理由が分かりました。 開園時間はAM9:00〜PM4:30(3〜10月)でして、 着いた時間はとうに閉園時間を過ぎてました・・・。 (入園料) 大人(高校生以上)300円 子供50円 団体割引あり |
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「これじゃイカン!何とか動物を撮らなきゃ!」
なんて思いましてちょっと外から覗いてみました。 「おっ、ゾウがいるではないかっ!」 と思いでしょうがあれはオブジェですな。 「ゾウ像」とでも言うのかな?なんちゃって。 (うわっ出た寒いギャグが!) 因みに冬季(11〜2月)は午後4時で閉園ですので、 行かれる方はお早めに行った方が良いでしょう。 そんなワケで最後はダメダメな気分を引きずりつつ、 羽村散策は幕を下ろしたのでした。 |
Update 2003.11.30