雑司が谷

(ぞうしがや)

〜鬼子母神・高田〜

「豊島区シリーズ」の第6回目は台東区入谷と並んで鬼子母神が存在する「雑司が谷」でございます。
今回は雑司ヶ谷鬼子母神を皮切りに雑司が谷霊園や高田に存在する神社などを散策してきました。
それでは、どうぞご覧下さい。
雑司が谷駅
鬼子母神通り商店睦会
鬼子母神大門ケヤキ並木
都電荒川線に乗って、やって来ました「雑司が谷」へっ!
例によりまして駅前写真からどうぞ〜。(写真左上)
こちらは早稲田方面のホームとなっておりまして、
この後ろ側に三ノ輪橋方面のホームがございます。

そんな訳で早速「鬼子母神」へと向かうべく、
鬼子母神表参道を歩いて行く事にしました。(写真右上)
尚、この辺は現在工事中となっておりまして、
東京メトロ13号線(副都心線)の駅が出来るとの事です。

踏切を渡り表参道をてれてれと歩いて行きますと、
「鬼子母神大門ケヤキ並木」へと来ました。(写真左側)
こちらのケヤキは天然記念物として指定されてます。
雑司が谷鬼子母神
公孫樹のイチョウ(1)
大門ケヤキ並木を歩いて突き当りを左折しますと、
「雑司が谷鬼子母神」へと到着しました。(写真左上)
台東区の「入谷」と並んで鬼子母神として有名ですが、
こちらの方はご覧の通り広くて緑豊かでございます。

さて境内に入りますと左手には巨木が存在しており、
それがこちら「イチョウの公孫樹」でございます。(写真右上)
周幹が約8メートルで高さが約30メートルという、
都内で3番目に大きいイチョウの樹であるとの事です。
周りを取り囲む鳥居がちょっと気になる所ですが、
それにつきましては下の方にて紹介します。

そして公孫樹を見上げつつ撮影しました。(写真右側)
そう言えば雄でしょうか雌でしょうか?(オイ)
公孫樹のイチョウ(2)
武芳稲荷
鬼子母神本堂
境内の様子
さて先程書いた赤い鳥居は何ぞや?という事で、
それがこちらの「武芳稲荷」でございます。(写真左上)
赤い鳥居が建ち並んでいてワクワクしますな〜。(オイ)
例大祭は5月18日・9月18日に執り行われるとの事です。
先ずはこちらで最初のお参りを済ませたのでした。

そしてお待ちかねいよいよ本堂に到着しました。(写真右上)
ご覧の通り鬼子母神の鬼ですが上の点がないのですが、
これは鬼型ではなく角を無くしたという意味があるそうです。
5月13日には妙見大菩薩の例大祭が行われるとの事。
そんな訳で今回2度目のお参りを済ませたのでした。
ところで最初にも書いたとおり境内は広いので、
フリーマーケットが行われております。(写真左側)
「名代おせんだんご」の店舗も左手にございます。
東京音楽大学
雑司が谷三丁目界隈
そんな訳で雑司が谷鬼子母神を後にしまして、
路地を歩いて行きますと斬新な建物が目に入りまして、
それがこちら「東京音楽大学」でございます。(写真左上)
1907年創立の歴史ある音楽大学ですね〜。
因みに所在地は南池袋3丁目となっております。

東京音楽大学を右手に進み歩いて行きますと、
こんな感じの商店街へと出ました。(写真右上)
左側が南池袋、右側が雑司が谷となっております。
ほぼ真ん中に立っている煙突が良いですなぁ〜。

このまま路地をてれてれと進みますと右側に、
こちらの「大鳥神社」がございます。(写真右側)
大鳥神社(1)
大鳥神社(2)
三杉稲荷神社
都電荒川線の線路
そんな訳で早速境内へと入って行きまして、
鳥居と本殿を撮影しました。(写真左上)
例大祭は9月上旬の土日に執り行われるとの事です。
先ずはこの神社で今回3度目のお参りを済ませました。

そして大鳥神社本殿の右側奥にもう1ヵ所神社があり、
それがこちら「三杉稲荷神社」でございます。(写真右上)
例大祭は5月9日に執り行われるとの事です。
という事で早くも今回4度目のお参りを済ませました。

さてさて大鳥神社のお隣は都電荒川線の線路があり、
踏切上から雑司が谷駅方向へ撮ってみました。(写真左側)
踏切を渡りますと雑司が谷2丁目に入ります。
清立院と白鳥稲荷神社
雑司が谷霊園(1)
雑司が谷2丁目に入り暫くした所で左手を見ますと、
「清立院」という大きな寺院が目に入りましたが、
その手前側に鳥居があるではないですか!(写真左上)
こちらは「白鳥稲荷大明神」でございます。
階段を上がり今回5度目のお参りを済ませました。

そして清立院前を横切る御嶽坂を上がって行きますと、
有名な「都立雑司が谷霊園」に到着しまして、
霊園中央を通る道路から撮影しました。(写真右上)
実は雑司が谷ではなく南池袋4丁目に存在してます。

更にサンシャイン60をバックに撮影しました。(写真右側)
著名な方の墓も多くあり夏目漱石氏や、
永井荷風氏、尾上菊五郎氏の墓苑がございます。
雑司が谷霊園(2)
雑司が谷一丁目界隈
雑司谷商交会(1)
雑司谷商交会(2)
そんな訳で雑司が谷霊園を後にしまして、
雑司が谷1丁目へと入って行きました。(写真左上)
この辺りは非常に落ち着いた住宅街となっております。

次の路地を右折し住宅街を抜けつつ坂道を下りますと、
「雑司谷商交会」なる商店街に着きました。(写真右上)
別名を「弦巻通り」と呼ばれているとの事です。
しかしこれまた味のある商店街ですねぇ〜。
左手には銭湯があり談笑している方々が見受けられました。

更に商店街を進みましてもう一枚撮影しました。(写真左側)
このまま真っ直ぐ行きますと大鳥神社に戻りますので、
次の十字路を左折して歩いて行ったのでした。
目白通りに出たの図
高田一丁目界隈
という事で左折しますと緩やかな坂道が続きまして、
上りきりますと「目白通り」へと出ました。(写真左上)
このちょっと先は文京区目白台となっておりまして、
目白台2丁目交差点で「不忍通り」(左側)と分離します。

ここで目白通りを渡りまして目白駅方面へと向かい、
ちょっと歩いた所でもう一枚撮影しました。(写真右上)
この先に明治通りと立体交差する橋がありますが、
それにつきましてはまた後程紹介する事にしまして。

さて向かって左側は「高田」という街となっており、
「高田1丁目」交差点から左手の路地に入りますと、
ご覧の通り急な坂道となっております。(写真右側)
個人的に高田は「坂の街」と思っているのですが…。
坂道を下るの図
目白不動 金乗院
南蔵院
氷川神社(1)
そんな訳で坂道を下って行き着いたところには、
目白不動の存在する「金乗院」がございます。(写真左上)
しかし何とも立派な門構えに見受けられますなぁ〜。

そのまま道なりに進みますともう1ヶ所寺院がありまして、
それがこちらの「南蔵院」でございます。(写真右上)
「怪談乳房榎」ゆかりの地であるとの事です。
それにしても南蔵院はあちらこちらに存在してますね。

という事で更に歩いて行きますと間もなくの所に、
こちらの「高田氷川神社」がございます。(写真左側)
ここは昔の高田村からの鎮守であるとの事です。
氷川神社(2)
面影橋
そんな訳で鳥居を潜り境内へと入って行きまして、
本殿前にてもう一枚撮影しました。(写真左上)
手前の狛犬が立派な印象を受けますな〜。
例大祭は9月10日前後の土日に行われるとの事です。
という事で今回最後のお参りを済ませたのでした。

高田氷川神社を後にして更に歩いて行きますと、
こちらの「面影橋」に到着しました。(写真右上)
そう言えば「早稲田」(新宿区)でも少し登場しましたな。

そして橋上からもう一枚撮影してみました。(写真右側)
下を流れる川はご存知「神田川」でございます。
両脇に植えられているのはソメイヨシノでして、
開花時期には川面に美しく映える訳ですな。
面影橋から神田川
高田二丁目界隈
坂道を眺めるの図
明治通り
そんな訳で面影橋から「新目白通り」へは出ませんで、
そのまま来た道を戻っていく事にしました。(写真左上)
建ち並ぶ看板に何処と無く昭和を感じますなぁ〜。

そして先程登場した金乗院の所で左折しまして、
区立高南小学校の脇で撮影しました。(写真右上)
この道路の先も急な坂道となっているのですが、
両側通行の為か、結構交通量があったりします。
車を運転される方で裏道で使う場合もあるのでは?

さて私はこのまま左側へと歩いて行きまして、
都電荒川線を渡り「明治通り」へと出ました。(写真左側)
この先の「高戸橋」交差点で新目白通りと交差します。
学習院下駅の脇にて
都電荒川線
さてさて私は明治通りを池袋方面へ向かう事に。
「学習院下」駅脇にて撮影してみました。(写真左上)
ご覧の通り沿道のツツジが綺麗に咲いておりました。
明治通り向かい側に学習院大学がある訳ですな。

そう言えば都電荒川線の車両が登場していないので、
ここで荒川線の車両を撮影しました。(写真右上)
この辺を走る光景も非常に絵になりますよ。

そんなこんなで沿道を暫く歩いて行きますと、
こちらの「千登世橋」が見えて参りました。(写真右側)
ご覧の通り実に美しいアーチ橋ですなぁ〜。
上を走るのは先にも登場した目白通りでございます。
千登世橋(1)
千登世橋(2)
高田一丁目交差点
再び表参道入口
そんな訳で橋の右側にあります階段を上りまして、
今度は目白通り沿いに撮影してみました。(写真左上)
この交差点を右折して明治通りへと出る訳ですな。
さて千登世橋は昭和7年に架設された橋だそうで、
東京都の著名橋にも指定されているとの事です。
因みにこの先は第5回目で紹介した「目白」でございます。

さてさて千登世橋から目白台方面へと向かいまして、
再び高田1丁目交差点に着きました。(写真右上)
ここでまた目白通りを渡って行きますと、
最初に登場した「鬼子母神表参道」となっております。
という事で入口の街路灯を撮影しました。(写真左側)
雑司が谷二丁目界隈
鬼子母神表参道(1)
そんな訳で今回の散策の締めとしまして、
鬼子母神表参道をてれてれと歩く事にしました。
暫く歩いた所で一枚撮影しました。(写真左上)
なかなか明るい感じの商店街だと見受けられました。

更に歩いて行った所で撮影しました。(写真右上)
この周辺は住宅街となっているのですが、
やはり土地柄地価は高いのでしょうね。(オイオイ)

もう一歩進めて駅手前にて最後の撮影を。(写真右側)
2008年6月に「東京メトロ副都心線」が開通すると、
交通の便が更に良くなってもっと賑わいそうですね〜。
またその時に訪れる事が出来ればと願いつつ、
今回の「雑司が谷散策」は幕を下ろしたのでした。
鬼子母神表参道(2)
ところで雑司が谷は足立区の西新井大師と同様に「男はつらいよ」の撮影候補地だったそうで、
もし選ばれていたとしたら寅さんは都電荒川線に乗って帰ってくる設定だったかも知れませんね。

Update 2007.6.25