下町の殿堂「台東区シリーズ」の第1回目は北の玄関口として高名な街「上野」を散策致しました。
上野恩賜公園を始めとして様々な見所がありますのでその辺を一通り巡り歩いて参りましたよ〜。
それでは、どうぞご覧下さい。
そんな訳で本当に久し振りにやって来ました「上野」へっ!
先ずはこちらの広小路口から撮影しました。(写真左上) やはり上野駅と言えばこの出入り口が有名ですね。 JR各線の他に地下には東京メトロ銀座線の駅があります。 さて向かって右手にある歩道橋を上がって行きまして、 駅前に広がるロータリーを撮影してみました。(写真右上) 先に延びる歩道橋は「ジュエリーブリッジ」と呼ばれています。 そしてもうちょっと歩道橋を歩いて行きまして、 こちらの浅草口も撮影してみました。(写真左側) 真新しくなりましたが以前の駅舎と面影は変わらず、 やはり東京駅と並んで東京を代表する駅なのですな。 という事でここから「上野散策」を始めたのでした。 |
|
歩道橋を下りて行きますと先ず目に入りましたのは、
こちらの「ああ上野駅」の歌碑でございます。(写真左上) 昭和39年に発売された井沢八郎氏の名曲ですね。 当時、集団就職で東北からやって来た方々には、 非常に懐かしく感じられるかと思いますが如何でしょうか? そしてガードを潜りますとこの様な歴史を感じさせる建物があり、 それがこちらの「上野百貨店」でございます。(写真右上) そして2階に存在しているのが「レストラン聚楽台」ですが、 残念ながら2008年4月下旬に閉店してしまいました…。 上野と言えばこのレストランだと思う方も多かったでしょう。 そんな訳で交差点を渡り歩道をてれてれと歩いて行き、 こちら「上野公園前」交差点にて撮影しました。(写真右側) この通りはご存知の通り「中央通り」でございます。 |
|
その交差点から後ろに振り返って見ますれば、
ご存知の通り「上野恩賜公園」がございます。(写真左上) 公園内につきましてはまた後程紹介する事にします。 そんな訳で交差点を渡りますと直ぐ右手には、 こちらの「上野2丁目仲町通り」がございます。(写真右上) これまた何ともゴージャスなアーチですよねぇ〜。 両脇にある上野駅と御徒町駅の案内看板も良い感じです。 そして肝心の商店街はこの様な感じです。(写真左側) ご覧の通り飲食店が多く軒を連ねている通りですね。 左手に見える提灯が気になる方も多いかと思いますが、 これは落語が上演されている「鈴本演芸場」の物です。 |
|
という事でそのまま中央通りをてれてれ歩いて行きますと、
こちらの「上野広小路」交差点に着きました。(写真左上) 左手に見えますのがご存知「上野松坂屋」でして、 手前側が本館で奥側が南館となっている訳ですね。 さてこの交差点を渡り更に中央通りを歩いて行きまして、 右手にある「上野一丁目」交差点を撮りました。(写真右上) この交差点の先は文京区の「湯島」となっております。 そんな訳で湯島に入らないように進んで行きまして(オイ)、 区立黒門小学校を過ぎた所に今回最初の神社を発見! それがこちら「箭弓稲荷神社」でございます。(写真右側) ご利益は商売繁盛、大祭は5月22日に執り行われます。 という事で今回最初のお参りをここで済ませたのでした。 |
|
さて神社を後にして再び中央通りへと戻って行きまして、
再度上野広小路交差点を撮影してみました。(写真左上) ところで左右に横切る通りは「春日通り」となっております。 またまた交差点を渡りまして次の交差点を左折しまして、 「不忍通りへと入って歩いて行ったのでした。 暫く歩いて行き「水上音楽堂」交差点にて撮影。(写真右上) こちらの右手にその水上音楽堂が存在しているのですが、 散策当日は閉まっていましたので撮影できず残念。 更に歩いて行き「池之端一丁目」交差点を撮影。(写真左側) 不忍通りはこちらを右側へカーブして続いております。 そして左手には東京メトロ千代田線湯島駅があります。 |
|
そんな訳で交差点を渡りまして路地へと入りますと、 こちら「都立旧岩崎邸庭園」に着きました。(写真左上) 三菱創設者岩崎氏により明治29年建立されました。 やはり上野散策には外せない見所という訳であります。 前回の散策では思いっきり外してましたが。(オイオイ) 門を入りまして緩やかな坂道をてれてれ歩いて行き、 入園料を払いまして洋館前にて撮影しました。(写真右上) 本当に見事な建物ですが手前のシュロが邪魔かな? という事で早速洋館の中へ入り様々な部屋を見まして、 大広間にあった暖炉を撮影してみました。(写真右側) しかしカメラがCheapなモンでこんな感じに写ってしまい…。 本当に美しい内装なので一見の価値がありますよ〜。 |
|
そんなこんなで今度は2階へと上がって行きまして、 バルコニーから目の前に広がる庭園を撮影。(写真左上) この様な庭園でティータイムを過ごしてみたいモノですなぁ。 左手に写っている列注がこれまた何とも綺麗なのです。 そして何故かトイレまで撮影してしまいました〜。(写真右上) いやこれは私が単にサニタリー好きなだけでして(オイ)、 食事中にご覧の方には本当に申し訳ありません…。 そんな訳で庭園へと出まして洋館南側を撮影。(写真左側) 建築家ジョサイヤ・コンドル氏の設計による洋館は、 本当に溜息が出るほど美しい建物でございます。 |
|
そして洋館の左側には和館がございます。(写真左上) 洋館と連接していてこちら側が出口となっておりまして、 書院造りのこれまた見事な建物となっております。 更に洋館右側の撞玉室(ビリヤード場)も撮影。(写真右上) こちらはスイスの山小屋風な造りとなっているそうです。 何だかホルンを吹きたくなりますな。(何じゃそりゃ!) そして最後に再度洋館北側を撮影しました。(写真右側) 上野や湯島を訪れた際には是非とも行って見て下さい。 開園時間は午前9時から午後5時(入園は午後4時30分)、 入園料は大人400円・65才以上200円となっており、 小学生と都内在住・在学の中学生は無料でございます。 |
|
旧岩崎邸庭園を後にしててれてれと路地を歩いて行きますと、 こちらの「無縁坂」が目に入りました。(写真左上) ここで思い浮かべるのはやはりグレープの歌でしょうかね? 昭和50年さだまさし氏作詞・作曲の名曲ですな。 「忍ぶ 不忍 無縁坂〜♪」なんて歌いたくなります。(オイ) そんな訳で引き続き歩いて行きますとこんな所を発見! こちらは「第五天阿彌陀」でございます。(写真右上) ただ名前に関してはちょっと自信が無いのです。(コラッ!) という事で今回2度目のお参りを済ませたのでした。 更に歩くとこちら「堤稲荷神社」がございます。(写真左側) 例大祭は9月20日に執り行われるとの事です。 という事で続けて今回3度目のお参りを済ませました。 |
|
そんな堤稲荷神社の裏手には井戸が存在しており、 何故か分かりませんが撮っちゃいました。(写真左上) この近くには「横山大観記念館」が存在しております。 さてこの近辺は文京区との区界となっておりまして、 東京大学工学部の施設が存在しております。 そこで煙突が気になったので撮影しました。(写真右上) 確かこの辺は原子力研究所だった筈で、これはその煙突? 何だかヘンな汗が出てしまったのでした。(オイオイ) 更に歩きますと「七倉稲荷神社」に到着しました。(写真右側) ご利益は商売繁盛、例大祭は9月20日との事です。 そんなこんなで今回4度目のお参りを済ませました。 |
|
七倉稲荷神社を後にして路地を歩いて行きますと、 再びこちらの不忍通りへと戻ってきました。(写真左上) この向かい先は上野動物園池之端口となっておりまして、 最寄り駅は東京メトロ千代田線根津駅となっております。 さてさて交差点を渡り動物園の裏手を歩いて行きますと、 こちらの「動物園通り」へと辿り着きました。(写真右上) 左側には「水月ホテル鴎外荘」が写っておりますが、 ここはかの有名な作家森鴎外氏の旧居が存在していました。 そんな訳で動物園通りを京成上野駅方面へと歩きまして、 暫くした所でこちらの写真を撮ってみました。(写真左側) 見え辛いですが先にはモノレールが通っておりまして。 動物園内にありながられっきとした公共交通機関なのです。 |
|
そんな訳で折角ですので動物園内の様子はと思いまして、 撮影してみたのがこちらの写真でございます。(写真左上) しかし動物もお客さんも写ってなくてつまらない写真。(オイ) 散策当日は休日でしたのでお客さんは多かったのですが。 そうこうしている内に鳥居を発見しました!(写真右上) 一体何の神社の物かドキドキワクワクしますねぇ〜。 と言っても既に分かった方もいらっしゃるかと思いますが。 という事で早速動物園通りを渡って鳥居を潜りまして、 階段を上がりまして右手の伊豆榮梅川亭を過ぎますと、 「旧寛永寺五重塔」がドド〜ンとお出ましに。(写真右側) ちょっと手前に木々があって見え辛いのですがね…。 |
|
そうですここはかの有名な「上野東照宮」なのでございます。 徳川家康・徳川吉宗・徳川慶喜が祀られております。 そんな訳で先ずは唐門を遠目から撮影しました。(写真左上) 左側には銅製の燈籠がずらずらと建ち並んでおります。 更に近づきまして唐門前にてもう一枚撮影。(写真右上) この裏手に本殿があり左手にその入口があるのですが、 私はちょっと時間が無かったので残念ながら入らず終い。 拝観料は中学生以上200円・小学生100円となっています。 そして近くには有名な「上野精養軒」があります。(写真左側) 泣く子も黙る高級フランス料理の老舗ですな〜。 当然ながら結婚式や宴会も行う事が可能となっています。 私もこんな所でフランス料理を食したいですな。(無理) |
|
更に上野精養軒の近くには2つほど神社が存在しており、 それは「花園稲荷神社」と「五條天神社」でございます。 先ずは両神社の参道から撮影しました。(写真左上) 両側の灯籠と赤い鳥居が何とも良い感じですなぁ。 そんな訳で早速鳥居を潜りまして参道を下って行きますと、 先ずは「花園稲荷神社」に着きました。(写真右上) 秋季の大祭は11月11日に執り行われるとの事です。 という事で今回5度目のお参りを済ませたのでした。 そして裏手には「穴稲荷神社」が存在しており、(写真右側) こちらは花園稲荷神社の旧跡であるとの事です。 後程紹介しますが上野戦争を戦った彰義隊の一部は、 戦いに敗れこの中に逃げ隠れたとの事ですよ。 |
|
そして花園稲荷神社の下には「五條天神社」があり、(写真左上) こちらは薬事の神様が祀られているとの事です。 例大祭は5月25日に執り行われるとの事でして、 毎月10日には医薬祭も執り行われるとの事です。 そんな訳で今回7度目のお参りを済ませたのでした。 という事で五條天神社の鳥居を撮影しました。(写真右上) 目の前を通るのは先程の動物園通りでございます。 さてさてここまで来ていよいよ「不忍池」へと向かいまして、 こちらの「蓮池」を一枚撮影してみました。(写真左側) しかし本当に見紛うばかりの蓮の葉ですなぁ〜。 これでは池である事がちょっと分かり辛いですよね…。 「鵜の池」側を撮影すれば良かったですね。(オイオイ) |
|
それはさて置きまして天龍橋を渡って進みますと直ぐに、 こちらの「弁財天」へと辿り着きました。(写真左上) これは立派な造りの神社、じゃなくて寺院ですね。(コラコラ) そしてこの右手には大黒堂も存在しております。 という事で今回8度目のお参りを済ませたのでした。 そして弁財天の先には「ボート場」がございます。(写真右上) やはり不忍池を語る上で外せない存在ですなぁ。 彼女・彼氏のいる方は如何でしょうか?(←棒読み) そして実際楽しんでいる方の光景を撮影。(写真右側) 何だか妙にスワンボートが多く見受けられましたよ〜。 あと対岸に見えますのは中国料理店「東天紅」ですな。 営業時間は午前9時〜午後5時であるとの事です。 |
|
不忍池を後にして再び上野恩賜公園へと戻りますと、 こちらの「清水観音堂」が目に入りました。(写真左上) 右手に清水坂がありそちらを上がりますと辿り着きますが、 内部は撮影禁止となっていますのでその点はご注意下さい。 そんな訳で今回9度目のお参りを済ませたのでした。 そしてこちらの桜並木も撮影してみました。(写真右上) 開花時期は花見客で一杯になるのがTVで流れますが、 ご覧の通りまだ開花には程遠い時期に散策したのです。 この先右側には正岡子規記念野球場が存在しております。 そしてこの先左側には「上野大仏」が存在しておりまして、 今回はこの「仏塔(パゴタ)」を撮影しました。(写真左側) 残念ながら敷地内には入る事が出来ませんでした…。 |
|
更に進みますと「小松宮親王像」がございます。(写真左上) このお方は明治維新の立役者的な存在ですね。 しかしこの様な像は少々撮り辛いモノがあります。(オイ) そしてその先にはご存知「上野動物園」がございまして、 例によって正門を撮影してみました。(写真右上) 今回も時間が無くて結局入らず終いだったのですがね。 開園時間は午前9時から午後5時(入園は4時30分まで)、 入場料は大人600円・65才以上300円となっており、 中学生200円、小学生以下は無料となっています。 更に右手には「東京都美術館」がございます。(写真右側) 公募展の会場として有名な美術館となっておりまして、 開館時間は先の上野動物園と同じでございます。 |
|
東京都美術館を通り過ぎて動物園沿いに歩きますと、 こちら「旧東京音楽大学奏楽館」があります。(写真左上) 建物内にはパイプオルガンも存在しているとの事です。 そしてその先には「東京藝術大学」がございます。(写真右上) 前身は旧東京音楽大学であるとの事でして、 先の奏楽堂も当大学の施設という事になっております。 キャンパス内には当然の事ながら美術館もありまして、 そのせいもあってか散策当日は訪れる方を多く見ました。 更にこちらの「東京国立博物館」も撮影しました。(写真左側) 最早説明も要らない程有名な博物館ですな。(オイオイ) 内部には5つの博物館があり様々な展示を楽しめます。 |
|
そんなこんなでまた上野恩賜公園へと入りますと、 こちらの「竹の台噴水」が存在しております。(写真左上) 以前はここに寛永寺根本中堂があったと言われてます。 さて向かって左手にはこれまた博物館がありまして、 それがこちら「国立科学博物館」でございす。(写真右上) ここも最早説明が要らぬ程有名な博物館ですな。(コラ) 私も大昔に恐竜展で入った事がありますなぁ〜。 そして公園内には有名なとある方の像がありまして、 それがこちら「野口英夫像」でございます。(写真右側) 世界的に有名な細菌学者である事はご存知の通り。 記念館は新宿区の「信濃町」に存在しております。 |
|
という事で引き続き上野恩賜公園を歩いて行きますと、 こちら「国立西洋美術館」に着きました。(写真左上) 名前の通り西洋の美術品の展示を行っているとの事ですが、 散策当日は展示変えの為か休館日でございました。 そして反対側には「東京文化会館」がございます。(写真右上) こちらは様々な音楽会が行われるホールがありまして、 更には音楽資料館も存在しているとの事です。 更に正岡子規記念球場を通り過ぎますと左手には、 こちら「上野の森美術館」が存在しております。(写真左側) (財)日本美術協会の運営する由緒ある美術館との事です。 しかし上野には様々な美術・博物館が存在しているのですね。 外観だけ見ていても何となくお腹一杯になりました。(オイ) |
|
そして当然この方にも登場して頂かなければなりますまい! それがこちら「西郷隆盛像」でございます。(写真左上) 夫人の糸子さんが「似てない」と言った事はあまりにも有名。 傍らにいる犬は雌の薩摩犬「ツン」でございます。 最早この方についても語る必要は特に無いですな。(オイ) そして裏手には「彰義隊」の墓地がございます。(写真右上) 1868年に大村益次郎氏率いる新政府軍と彰義隊が、 この地で「上野戦争」を繰り広げたのは有名ですが、 西郷氏と彰義隊の墓地の構図が何とも皮肉ですね…。 そんな訳で再び公園入口を撮影しました。(写真右側) パンダのモニュメントがあったっけ?と思われそうですが、 まぁ細かい事はあまり気にしないで下さいよ。(オイ) |
|
さて上野で忘れてはならないのが「アメヤ横丁」でして、 「アメ横センタービル」の手前から撮影しました。(写真左上) 向かって左がアメ横で右が上野中通り商店街「上中」です。 センタービルの地下には普段見慣れない食材がありますよ。 ここで高架下の「アメ横プラザ」を通り過ぎまして、 こちらの「御徒町駅前通り」を撮りました。(写真右上) こちらはパチンコ屋が多いといった印象を受けます。 更に並行している「御徒町中央通り」も撮影。(写真左側) この辺はもう何でもありと言った感じの商店街ですね。 こちらの後ろ側に「マルイシティ」が存在しております。 (商店街の名称が間違っていましたら後に修正致します) |
|
そんなこんなで再びアメ横へと舞い戻ってきまして、 ちょっと高目から撮影してみましたが失敗。(写真左上) ご覧の通り買い物客の方々で賑わっておりまして、 歩いているだけでとても疲れそうな気がしますな〜。 そんな中落ち着きのある寺院が存在しておりまして、 それが「摩利支天 徳大寺」でございます。(写真右上) ご利益は厄除け開運という事になりましょうか?(オイ) そんな訳で今回最後のお参りを済ませたのでした。 そして徳大寺の反対側にはとても有名なお店があり、 それが「菓子・食品 現金問屋 二木の菓子」(写真右側) 何と言っても林家一門のCMでお馴染みですなぁ〜! 「二木ゴルフ」も同グループの経営となっております。 |
|
そんなこんなで再び上野中通り商店会へと出まして、 松坂屋をバックに撮影してみました。(写真左上) この先春日通りの左手にJR御徒町駅が存在しております。 そして向かって右手にある路地へと入ってみまして、 こちらの「たぬき小路」を撮影してみました。(写真右上) 華やかな街中にもこの様な地味な通りがある訳でして、 小路ファンの私は結構好きだったりします。(そうなのか?) という事で小路を抜けて春日通りへと出まして、 三度上野広小路交差点を撮影してみました。(写真左側) 地下には東京メトロ銀座線と都営大江戸線の駅があります。 そんな訳で長きに渡った「上野散策」を終えたのでした。 |
Last Update 2008.4.30