「墨田区シリーズ」の第5回目は、「最後の下町」との呼び声高い「京島」でございます。
「東京大空襲」の中でもこの地区は戦火に遭わず、比較的昔ながらの街並みを保って
ましたが、災害が起きた場合に建物や狭い路地が避難の妨げとなる恐れがある為に、
ここ数年前より再開発を始めていますが全てが完了する前にその街並みを楽しみたい
なと思いまして、街中の風景を確かめつつ散策しました。それでは、どうぞご覧下さい。
京成押上線に乗り、やって参りました「京島」へっ! しかし実際に乗ったのは「京急線」の車両でした〜。 (何じゃそりゃ〜) という事で恒例の駅前写真からスタート。(写真左上) 駅名は「京成曳舟」でございます。 そして向かいには「曳舟文化センター」があります。(写真右上) この周辺はマンションが多く、近代的な印象を受けます。 そして「曳舟西ビューハイツ」沿いのレンガの道を歩き、 「曳舟川通り」へと向かって行ったのでした。(写真左側) |
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「曳舟川通り」を突き当たり、左に曲がっていきますと、 間もなくして左に「ロイヤルホスト」がありまして、 「京島1丁目」の交差点に辿り着きます。(写真左上) その交差点を左に曲がりまして、 「曳舟たから通り」へと進んで行きました。(写真右上) 右側の商店街に、ちょっと「下町」という感じを受けますな。 そして再び京成押上線の踏切が登場。(写真右側) って、左・左と進路を取ったのですから当然ですな。 写真中央の煙突は銭湯「曳舟湯」のモノです。 |
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さて、線路を渡りまして「曳舟湯」の方に向かうべく、 「曳舟たから通り」の一本向こう側の道路へ進み、 「う〜ん、銭湯って下町に合っているよな〜」なんて 感慨に耽っていましたら、何と向かいに神社が!(写真左上) と言っても小さい稲荷神社ですが。(勿論拝みました) という訳で道路をぶらぶらと散策。(写真右上) 右手にあるのは「京島西公園」です。 暫く進みますと「四ツ目通り」とぶつかりまして、 左手に進むと再び「曳舟たから通り」との交差点に。 ご覧の通り「スクランブル交差点」になってます。(写真左側) |
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さて、交差点を右に曲がり「曳舟たから通り」を散策。 これまた「下町」的な街並みを撮りました。(写真左上) この辺りの路地は結構狭くなっていて、 「住宅密集地帯」と感じられます。 そうこうしている内にこんな小さな広場を発見! 名前が付いており「さくら一休」だそうです。(写真右上) お年寄りの方が休まれる所なんでしょうね〜。 片隅にある「手押しポンプの井戸」が印象的ですが…。 更に進んで行きますと「商店街」の看板が。(写真右側) 味のある商店街なのですが、それはまた後ほど。 という事で信号を左に曲がりますと…。 |
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ハイ、お待たせ致しました「神社」が登場!(オイオイ) こちらは「田丸稲荷神社」でございます。(写真左上) 右側には公園が併設されていますね。 もうちょっと近寄り「本堂」を撮影。(写真右上) いたずら防止の為か、門が閉まっておりますが、 ちゃんと「賽銭箱」が手元にありますので安心。(←何が?) という事で、ここでキッチリ拝ませていただきました! さて気になる商店街の一部を撮影。(写真左側) 上に掲載している看板のちょっと過ぎた辺りなのですが、 その気になる商店街の名称はと申しますと… |
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それはこちら「キラキラ橘商店街」でございます! ご存知の方も多いかと思われますが… 何と言っても「キラキラ」という名前のインパクトが凄い! 「あら奥様、今日もキラキラしているわねオ〜ホッホッホ!」 なんてヘンな想像をしてしまいましたが…。 それはともかく商店街の風景を撮影。(写真左上) 人通りが少ない様に見えますが、 それは人気がない時に撮影したからです。(オイ) 暫く歩きますと「キラキラ会館」があります。(写真右上) ちょうど商店街の真ん中といった辺りでしょうか。 そして再び商店街の風景を撮影。(写真右側) 訪れた際には是非とも歩いてみて下さい! |
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さて「キラキラ橘」を突っ切ると「明治通り」へ出まして、 「京成曳舟駅」へと進むと「京島」交差点へ。(写真左上) ここで再び「四ツ目通り」へと左折しまして、 次の信号を左に曲がります。(写真右上) 「電気湯」という銭湯を通り過ぎ歩いて行きまして、 振り返った所を1枚撮影してみました。(写真左側) これまた何となく「下町的」な風景だなぁと思いますが、 皆様にはどのように映るでしょうか? (カメラの性能が悪くてこれが精一杯ですが) そしてこの裏手には… |
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これまた小さな広場がありました。(写真左上) こちらには「さくら一休」という名前が付いております。 なるほど「桜の木」があるからなのかと一人で納得。 そしてこちらにも「手押しポンプ井戸」がありました。 何故なのかなぁ〜なんて思いつつ、周辺を散策。 そうしましたら、建物の一角に「井戸」を発見。(写真右上) 見た限りでは「飲用」ではないそうなので、 やはり「防災対策用」なのでしょうね。 そんな事を考えている内に、日が暮れてきました。 何となく住宅街を撮影しました。(写真右側) |
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そして住宅街をもう1枚撮影しました。(写真左上) 新しいマンションと以前からの住宅が入り組んでいて、 建て替え計画の看板もちらほらと見受けられました。 仕方ない事ですが、少々寂しい気もしますね。 再び「明治通り」へと戻り「京成曳舟駅」に到着。(写真右上) 恐らくこの駅も、今後の再開発で様変わりするのでしょう。 三度、踏切を渡りまして路地を左手に曲がり、 飲食店街を撮影して散策は終了です。(写真左側) という訳で「下町情緒」は感じられましたでしょうか? 興味のある方はお早めに散策される事をお勧めします。 という事で、以上「京島散策」でした。 |
Update 2005.10.28