「墨田区シリーズ」の第4回目は、向島の上部に位置する街「東向島」です。
ご多分に漏れず下町ですので味わいのある商店街も多く見受けられます。
しかしそれでだけではなくこの街ならではの防災対策が垣間見える街です。
それでは、どうぞご覧下さい。
東武伊勢崎線に乗りましてやって来ました「曳舟駅」! まずは恒例の駅前写真をご覧に入れますが、(写真左上) 見事ハレーションを起こして文字が飛んでしまいました…。 今度機会がありましたら、撮り直しておきますので。 そして駅前の商店街はこの様な感じです。(写真右上) 何となく「居酒屋」が多い様に見受けられました。 そんな訳でここから「東向島散策」をスタートさせたのでした。 暫く歩いて行きますと、子供達の遊ぶ公園を発見しました。 こちらは「ふじのき公園」という公園です。(写真左側) 「防火水槽」や「災害時一時避難場所」という看板が目に付き、 墨田区の防災意識の高さを窺う事が出来ます。 |
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引き続き歩いて行きますと「水戸街道」に辿り着き、 向かい側に歩行者専用っぽい商店街があります。 こちらは「鳩の街通り商店街」です。(写真左上) 何となく「下町の商店街だぁ〜」なんて感動しながら、 てけてけと歩いていったのでした。(写真右上) そうしたましたら、ちょっとした広場の所に、 こんな旧式ポンプの井戸を発見しました。(写真右側) こういうのを見るとワクワクしますなぁ。 …などと呑気に書いておりましたが実はこの井戸、 雨水利用の先駆け的存在の「路地尊」でございます! 雨水を埋められたタンクに貯水し、災害時に利用する訳です。 ただ普段は子供達の遊び場になっていたりします。 現在は「向島」と共に6基設置されておりまして、 こちらは4号基だという事です。(2006.12.20追記) |
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という事で「鳩の街通り商店街」を後にしまして、 「向島」の回でも登場した「墨提通り」の手前側の、 平行に走っている道路を歩いている途中で、 この様な群青色のタンクが目に入りました。(写真左側) こちらは「天水尊」という、雨水を溜めるためのタンクでして、 先程の「路地尊」の発展系という事になりますでしょうか。 「天水リサイクル研究所」という会社で作られておりまして、 やはり災害時の利用を前提に作られているそうです。 このタイプでしたら一般家庭でも導入できますね〜。 区内ではもちろん、様々な地域で活躍しているようです。 私も都内の郊外で見かけたことがありますよ。 雨水利用の先駆けとしてこれからも活躍して欲しいですね。 |
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そんな街並みを歩く内に、これまた趣のある商店街に突入したのでした。 看板に書いてある通り、こちらは「地蔵坂通り商店街」です。(写真左側) こちらでは、4・14・24と「4」の付く日に縁日が行われているとの事です。 「お地蔵さん」のほのぼのとした雰囲気も好きなんですよね〜という事で、 この後「お地蔵さん」を探す為に商店街を歩き回ったのですが、なかなか 見つからないな〜なんて思っていたら、「墨提通り」沿いにあったのでした。 という事で、お地蔵さんを撮影。「子育て地蔵尊」なんですね。(写真右側) 「寛文庚申塔」とも言われております。ここで今回最初のお参りをしました。 |
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そんな訳で「あれ、今回は神社が登場しないの?」なんて不覚にも思ってしまった方。 そんな訳がございません!「東向島」と言えばこの神社とお思いの方も多いでしょう。 再び「墨提通り」と並行してある小道を歩いて行きますと見えて参ります。(写真左側) 小さい階段を下って行きますと、こちらの「白髭神社」に到着しましたぁ〜。(写真右側) 「向島」でも登場しました「隅田川七福神」の一つである「寿老人」が祀られています。 ご利益は「商売繁盛」と「交通安全」でして、もちろんこちらでもお参りしましたよぉ〜。 |
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「白髭神社」を後にして、「墨提通り」に出ました。(写真左上) とぼとぼと歩いて行きますと「白髭橋東」交差点へ。 その交差点角には「リバーサイド隅田」があります。 レストラン前の池を楽しげに泳ぐアヒルが印象的。(写真右上) そして「白髭橋」へと伸びる「明治通り」を撮影。(写真右側) 橋の向こう側は台東区の「橋場」でございます。 さてさて、「東向島」と言えば「向島百花園」ですね〜。 以前から行ってみたいと思っていたのですが、 時間的に厳しいかな?と思いつつ「明治通り」を、 一路亀戸方面と歩いて行ったのでした・・・。 |
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急いで歩いて行って、ようやく「向島百花園」へと到着しました。(写真左側) 「入園できるかな〜」などと思ったそばから「蛍の光」が流れてきちゃいまして、 残念ながら「閉園時間」で入れず、あぁ〜。 (開園時間:午前9時〜午後5時) 入口の写真を撮って誤魔化して(写真右側)、園内散策はまた今度という事で。 こちらは「国指定名勝及び史跡」に指定されてまして、「隅田川七福神」の一つ、 「福禄寿」も園内にあります。(一般・中学生150円 65歳以上70円 他は無料) |
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何となくガックリしながら「東向島駅」へと歩いて行ったのでした。そうしましたら、 「くすのき児童遊園」という小さい公園に、神社を発見したのでした。(写真左側) ところがどっこい、神社の名前は分からず。個人的な稲荷神社なんでしょうか? そして暫くして「東向島駅」に到着しました。(写真右側)フラッシュを焚いて撮影。 ところでこちらには写真向かって左側に「東武博物館」なる交通博物館があります。 (開館日時:月曜日除く午前10時〜午後16時30分 入館料:大人200円 子供100円) 子供連れには最適の施設ですね。 さて、ここで散策を終わらせようと思いましたが、 |
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何となく「曳舟駅」へと戻りまして、その途中にこんな施設に出くわしました。(写真左側) こちらは「すみだ生涯学習センター」、またの名を「ユートリア」という施設でございます。 この施設には「プラネタリウム」や「科学教室」、「アマチュア無線室」、「メディアセンター」 などといった学習施設が豊富に取り揃えられています。近未来的な造りが印象的です。 そして「ユートリア」の裏手を歩いていますと、こんな風景に出くわしました。(写真右側) 撮ってみた所、煙突と高架線が相まって良い風景だなぁ〜なんて思ってしまいました。 実は今回の写真で一番良い出来かも。(オイ) という事で「東向島散策」は以上です。 |
Update 2005.5.3