早稲田

(わせだ)

〜夏目坂・穴八幡宮〜

「新宿区シリーズ」の第5回目は、ご存知「早稲田大学」のある「早稲田」です。
それ以外にも夏目漱石氏の生誕地や、穴八幡宮など見所が多数ある街です。
早稲田大学に通われていた方には、懐かしく見て下されば嬉しく思いますよ。
それでは、どうぞご覧下さい。
早稲田駅前交差点
やって来ました「早稲田」へっ!
先ずは恒例の駅前写真を一つどうぞ。

こちらは「東京メトロ東西線」の早稲田駅を降りた所。
ちょうど「早稲田駅前」の交差点と言う事になります。
目の前に通っているのは「早稲田通り」です。

さて、直ぐに「早稲田大学」に行くのは芸が無いので、
ここから右手の方に進んで「夏目坂通り」に入っていきます。
既にご存知の方も多いかとは思いますが…。
夏目漱石生誕地之碑
夏目坂
「夏目坂通り」を歩いてすぐに「夏目漱石誕生之地」の碑がございます。(写真左側)
この地の名主であった父(直克氏)の息子であった漱石氏は喜久井町で生まれて、
晩年にはまたこの近くの早稲田南町に住んでいた事から、没後この地に記念碑を
建てられたとの事です。 因みに、碑の後ろにあるのは某有名牛丼専門店ですヨ。
そしてその前を通る「夏目坂通り」には幾つか「夏目坂」の標識があります。(写真右側)
「夏目坂」の由来も、漱石氏の父である直克氏が苗字を冠して名付けられたそうです。
漱石氏の随筆集「硝子戸の中」にもそれについて書かれています。(私も読みました)
早稲田通り(1)
鶴巻南公園
さて、「夏目坂通り」から「早稲田通り」に戻りまして。
神楽坂方面へと坂を上がって行きました。(写真左上)

写っている交差点を右へと渡って行きますと、
「鶴巻南公園」という大き目の公園があります。
(写真右上)
この辺は「早稲田鶴巻町」という町名でして、
印刷関係の会社が多く存在してます。

更にその先へ進みますと、「鶴巻小前」の交差点。
この通りは「早大通り」と言われております。(写真右側)
という事で、この先にはモチロン…。
鶴巻小前交差点
早稲田大学
大隈講堂
大隈庭園
ございましたよ「早稲田大学」がっ!(←大袈裟な)
まずはロータリー前から本館を撮影。(写真左上)
散策当日はサークル勧誘で賑わってました。

そしてその右手にはかの「大隈講堂」があり、
久し振りに縦撮りしてみました。(写真右上)
創設者「大隈重信氏」を記念して作られた講堂で、
「東京都歴史的建造物」にも入っております。

その左手には「大隈庭園」があります。(写真左側)
是非とも入ってみたかったのですが、
残念ながら既に閉まっておりました、トホホ…。
(開園日時:月・火・木・金曜 11時〜16時)
さてさて、また再び「早稲田通り」と戻りました。
そして「馬場下町」の交差点で写真を1枚。

この右手に「早稲田」を代表する神社である、
「穴八幡宮」があるのですが、それは下の方で。

因みにこの通りを歩いている途中、
サークル勧誘をしている学生さんに「早稲田の方ですか」
なんて訊かれてしまいました。
もしかして、自分はまだ「大学生」でも通用するかも?
(オイオイ)
馬場下町交差点
穴八幡宮
流鏑馬像
穴八幡宮本堂
ハイお待たせしました、こちらが「穴八幡宮」です〜!
まずは神社の入口を撮影。(写真左上)
階段を上がって境内に進むわけですな。

右手には流鏑馬(やぶさめ)の碑がありますが、
これは徳川八代目将軍吉宗氏が奉納したのだとか。
(写真右上)

そして境内と本堂の写真がこちら。(写真左側)
何とも「硬派」な感じの本堂だと思いました。
(って「軟派」な感じの本堂ってあるのか?)
こちらは「一陽来復」のお札でも有名だそうです。
モチロン、拝んできましたよぉ〜。
またまた「早稲田通り」へと戻りまして、
高田馬場方面へ進むと「西早稲田」交差点に来ます。

この交差点の角にあるお店の片隅に、
「高田馬場跡」の石碑があります。
ここに「高田馬場」があったのですね〜。

さて、ここから右手に曲がりまして、
「新目白通り」の方へと下って行きました。
西早稲田交差点
水稲荷神社
水稲荷神社本堂
そしてその途中に「水稲荷神社」がございます。 って、また「神社」ですか〜。(写真左側)
鳥居を潜りまして、左手に曲がると本堂がございます。(写真右側) 「穴八幡宮」と比べて、
何となく「柔和」な感じに見受けられますな〜。(そうか?) 例大祭は9月9日だとの事です。
ここでも拝んでいったのは言うまでもございません・・・。
甘水園公園
さらに「水稲荷神社」の下には「甘泉園公園」なる、
緑多き「回遊式日本庭園」の公園があります。

江戸時代は徳川御三卿である「清水家」の下屋敷で、
現在は都立公園となっているとの事です。
今でも「湧き水」があるそうで、名前の由来となってます。

入場料は無料で、開園時間は、3月から10月までは、
午前7時〜午後7時。 11月から2月までは、
午前7時から午後5時となっております。
そして「新目白通り」へと出まして、
「明治通り」方面へと歩くと「都営荒川線」を挟んで、
名前が印象的な「面影橋」があります。
下に流れているのはご存知「神田川」です。

場所的には「文京区高田」にあるのですが、
折角ですので1枚撮ってみました。
季節柄、桜が見事に咲いておりました。

さて、この裏手には「天祖神社」があるのですが、
不覚にも忘れておりました、くぅ〜!
今度こっそりアップするかも知れません。(オイ)
面影橋
早稲田通り(2)
という事で、またまた「早稲田通り」へと戻りまして、
通り沿いを撮影して「早稲田散策」は終了です。

この付近は「古本屋街」となっておりまして、
「神保町」とはまた違った趣があります。
そして「ラーメン屋」の店舗も多く見受けられ、
自分みたいなラーメン馬鹿には堪りませんな〜。
興味のある方は是非とも散策してみて下さい。

因みに、写真右手の赤い幟のある所に、
「早稲田子育て地蔵」があります。
残念ながら、メモリが足りず撮れませんでしたが・・・。
上記の通り、「早稲田通り」沿いにはラーメン屋が多く存在しますが、
御多分に漏れず、自分も何店かラーメン屋に入った事があります。
個性的なお店が多いのかな?流石、若者の集う街だと思いました。

Update 2005.4.30