渋谷

(しぶや)

〜道玄坂・宮益坂〜

若人に人気のある「渋谷区シリーズ」の第1回目は当然の事ながら「渋谷」でございます。
109やセンター街、スペイン坂やPARCO等若者に人気のあるスポットが目白押しですが、
あえてそういう所は外しまして、大人が楽しめる渋いスポットを中心に散策してみました。
何と言っても「渋い谷」ですからねぇ。(そうなのか?)勿論、神社仏閣も登場しますよ〜。
それでは、どうぞご覧下さい。
交差点を上から撮影
ご存知スクランブル交差点
JR渋谷駅ハチ公口
という事で久し振りにやって来ました「渋谷」へっ!
先ずは恒例の駅前写真から、と行きたい所なのですが、
京王井の頭線の駅とJR山手線を結ぶ通路から、
北口の交差点を撮影してみました。(写真左上)

右側にJR山手線の駅があり、そちらの方から地上に降りて、
実際に駅前の交差点を撮影しました。(写真右上)
ご覧の通りスクランブル交差点となっておりまして、
TVでもよく登場しますのでご存知の方も多いのでは?
しかし流石「渋谷」、人通りが激しいですなぁ〜。

そしてJR山手線の「ハチ公改札」前も撮影。(写真左側)
前回の散策では登場しなかった「忠犬ハチ公」でしたが、
ご存知「忠犬ハチ公」
ハチ公前広場に東急5000系
今回はバッチリ「忠犬ハチ公」を撮影しました!(写真左上)
写真が小さいのはご愛嬌という事で一つ…。
ハチ公につきましてはご存知の方も多いと思いますので、
ここであえて語る事もないですね。(オイ)

そして「ハチ公前広場」を離れた所から撮影。(写真右上)
何と昔懐かしい「東急5000系」があるではないですか!
「アオガエル」の名称で、記憶に残っている方も多いのでは?
現在「青少年育成拠点」として利用されているとの事です。

という事で交差点を渡って「渋谷散策」はスタート!
道玄坂方面へ進んで行きますとご存知の通り、
「渋谷109」がドド〜ンと鎮座ましております。(写真右側)
こちらも有名ですので語る事もないですな。(オイオイ)
109
道玄坂(1)
道玄坂(2)
しぶや百軒店
「109」を過ぎて行きますと本格的に上り坂となっております。
そうです、かの有名な「道玄坂」でございます。(写真左上)
坂の何ヶ所かにこのような案内板が立っております。

併せて坂の途中から渋谷駅方面を撮影。(写真右上)
ご覧の通り交通量が多く、大抵渋滞しておりますな。
それにしても今回は写真がぶれてなくてホッとしました。
とは言っても写りは今回も良くないのですが…。

写真左側には「道玄坂小路」があるのですが、
そちらはちょっと通り過ぎてもう一つの小路である、
「しぶや百軒店」へと入る事にしました。(写真左側)
因みに百軒店は「ひゃっけんだな」と読みます。
渋い感じの店の数々
千代田稲荷神社(1)
そんなこんなで早速「百軒店飲食街」へ入りまして、
暫く歩いた所で撮影してみました。(写真左上)
蔦の生える建物や、昔からある喫茶店があったりして、
何とも言えぬ渋さが感じられて良いですなぁ〜。

更に歩いて行きますと今回最初の神社に到着しました!
こちらは「千代田稲荷神社」でございます。(写真右上)
前から存在を知っていたので来られて嬉しい限りです。

という事で改めて本堂を撮影しました。(写真右側)
あの太田道灌氏が江戸城を築城する際に建てられ、
例大祭は9月14・15日に執り行われるとの事です。
左手には「中川稲荷大明神」もございます。
そんな訳で今回最初のお参りを済ませました〜!
千代田稲荷神社(2)
道玄坂の石碑
松涛郵便局前交差点
東急本店通商店会
さて再び道玄坂へと戻りまして歩いて行きますと、
「交番前」交差点の一角にこんな石碑が。(写真左上)
こちらは「道玄坂道供養碑」でございまして、
他に「由来碑」「与謝野晶子歌碑」も併設しております。
歌碑には与謝野晶子氏の短歌が刻み込まれています。
「母遠ぼて 瞳したしき 西の山 相模か知らず 雨雲かかる」
石碑の右手を進むと「渋谷マークシティ」がございます。

交番前交差点から裏手の路地を歩いて行きますと、
「松涛郵便局前」交差点に出ました。(写真右上)
左手には「東急百貨店」「Bunkamura」があります。
そして後ろ側は「東急本店通商店会」でして、(写真左側)
中央に見える「松涛温泉」は「SHIESPA」と呼ばれている、
平成17年1月に完成した女性専用の天然温泉ですが、
残念ながら2007年事故により閉店致しました。
円山坂
閑静な松涛の住宅街
さてさて「東急本店通商店会」を暫く歩いて行きますと、
左手に「円山坂」がございます。(写真左上)
この先は「円山町」となっております。(それだけかっ)

更に歩いて行きまして斜め右の通りへ入りました。
この辺りは「松涛」という街という住宅街でして、(写真右上)
駅前の喧騒を忘れさせるほど閑静な佇まいですな。

更に歩いて行きますと公園に到着しました。
こちらがその「鍋島松涛公園」でございます。(写真右側)
この公園の存在も以前から知っていたのですが、
まともに入るのは今回が初めてでございます〜。
鍋島松涛公園(1)
鍋島松涛公園(2)
公園内の池と水車
松涛美術館
という事で早速公園内に入ってみまして、
手前側の遊具のある広場を撮影しました。(写真左上)
やはりと言いますか親子連れの方々が多いですね。

そして公園奥は池が広がっています。(写真右上)
街中にあってこういう風景は癒されますなぁ〜。
何となく昔は武家屋敷だったのかなと感じますがその通りで、
江戸時代は紀州徳川家下屋敷だった所でして、
後に鍋島家所有となり、昭和8年に公園となったそうです。

そして公園の近くにはこの様な施設がありまして、
それがこちら「松涛美術館」でございます。(写真左側)
他にも松涛には「戸栗美術館」がありまして、
松涛に美術館は実に似合っているなぁと感じます。
整備された歩きやすい道路
実は散策路
さて、松涛美術館を後にして街中をフラフラと散策。
左手に松涛中学校がある所で撮影しました。(写真左上)
この辺は高級住宅街である事が実感できます。

ところで道路が車道と歩道できっちり分けられていて、
何とも歩きやすい感じに見受けられると思いますが、
この付近は渋谷区が定めている「散策路」となっており、
電柱にもこの様に看板で明記されてます。(写真右上)
おぉ〜とても素敵ではないですか散策路!
この事で「渋谷」が好きになりました。(←単純な奴だ)

そんな散策路を歩いて行くとこちらの施設がありまして、
こちらがその「観世能楽堂」でございます。(写真右側)
能楽を好んで観覧する方にはご存知かと思います。
観世能楽堂(かんぜのうがくどう)
大山稲荷神社
神山交差点
NHKセンター下交差点
さて、観世能楽堂の後ろ側の道路をちょっと行きますと、
こちらの「大山稲荷神社」がございます。(写真左上)
こんな高級住宅街に神社があるとは驚きですな。(そうか?)
そんな訳で今回2度目のお参りを済ませたのでした。

再び散策路に戻りまして坂を下って行きますと、
こちらの「神山町」交差点へと出ました。(写真右上)
この通り沿いは「神山商店街」となっております。

横断歩道を渡り歩いて行きますと間もなくこちらの、
「NHKセンター下」交差点に辿り着きました。(写真左側)
やはりこうして見ますとNHKは大きいですなぁ〜。
社会科見学で訪れた事がある方も多いかと思います。
宇田川町
宇田川地蔵
さて「NHKセンター下」交差点を渡って右に進みますと、
「井の頭通り」へと入っていきます。(写真左上)
右手に写っているのは「渋谷ビデオスタジオ」でございます。
このまま真っ直ぐ進みますと「東急ハンズ」がありますが、
そちらへは行かずに手前の左側に位置している、
こちらの「宇田川地蔵」に立ち寄りました。(写真右上)
このお地蔵さんは子育て地蔵だそうですよ。
そんな訳で今回3回目のお参りを済ませました〜。

井の頭通りを再びNHKセンター下交差点に戻りまして、
坂道を歩いて行くと「日本Amwey」本社ビルがあります。
実はこの地、国木田独歩氏の居住地跡でもあります。
案内柱からちょっと離れた所より撮影。(写真右側)
我等散策人の先人、独歩氏が住んでいたのですねぇ〜。
国木田独歩の住居跡
二・二六事件慰霊塔
Shibuya AX
渋谷C.C.LEMONホール
更に坂道を上がって行くとこの様な観音像が建っております。
こちらは「二・二六事件慰霊像」でございます。(写真左上)
首謀者がこの地で処刑された事を偲んで建てられたとの事。
そして左手裏には税務署法務局がございます。

坂道を登りきりますと「渋谷区役所前」交差点に到着。
「shibuya AX」を撮影してみました。(写真右上)
ところでこの施設って何でしたっけ?(オイオイ)

そして裏手には有名な渋谷公会堂があるのですが、
現在は「渋谷C.C.Lemonホール」となってます。(写真左側)
いわゆる「ネーミングライツ」(施設命名権)ですね。
2006年10月から5年間、この名称が使われるとの事です。
この左手には「渋谷区役所」がございます。
ファイヤー通り
宮下公園
交差点を渡っててれてれと坂道を下って行きますと、
こちら「ファイヤー通り」に出ました。(写真左上)
通りの名の由来は右手にある「渋谷消防署」からです。
消防署の奥に見えますのは「東京電力」なのですが、
その先にはかの有名な「電力館」がございます。

そんなこんなで「電力館前」交差点を左折しまして、
JR線の高架線を潜った後に歩道橋を上がりますと、
こちらの「宮下公園」に辿り着きました。(写真右上)
この公園にはフットサルコートが2面ございます。

そんな訳で公園内をてれてれと歩いて行きまして、
明治通りの「宮下公園」交差点を撮影。(写真右側)
正面の通りの左手に「都立児童会館」がございます。
宮下公園交差点
のんべえ横丁
宮益坂下交差点
宮益坂(1)
さて、宮下公園から階段を下りて線路沿いに進みますと、
こちらの「のんべい横丁」がございます。(写真左上)
この一角に小さい飲み屋が所狭しと並んでおります。
こういうのを見ますと「一杯飲りてぇ〜」なんて思いますな。
しかし私はまだ散策の続きがありますので…。

のんべい横丁を通り過ぎまして左に曲がりますと、
「宮益坂下」交差点へと辿り着きました。(写真右上)
正面に見えますのは「東急東横店」でございます。
その左手脇から出ている高架線は、東京メトロ銀座線です。

そんな訳で写真左手の方に進むと「宮益坂」でして、
ちょっと歩いた所の案内板の所で撮影。(写真左側)
こちらも「道玄坂」と同様に案内板があるのですね〜。
宮益坂(2)
御嶽神社(1)
という事で宮益坂を駅方面に撮ってみました。(写真左上)
こうして見ますと「渋谷は谷なのだ」と実感出来ます。
こちらも道玄坂と同様に渋滞が発生しやすい所です。

さてさて写真の右手に目を向けて見ますと、
こちらの「御嶽神社」がございます。(写真右上)
思いの他渋谷もなかなかの「神社処」ですなぁ、フフフ…。

そんな訳で階段を上りまして本堂前で撮影。(写真右側)
こちらは明治天皇の御小休所であったとの事です。
以前から存在は知ってましたが、そんな歴史があったとは。
鳥居先の左手には不動尊も存在しております。
という事で今回4度目のお参りを済ませたのでした〜。
御嶽神社(2)
宮益坂上交差点
渋谷二丁目交差点
金王八幡宮(1)
御嶽神社を後にして、再び宮益坂を歩いて行きますと、
こちら「宮益坂上」交差点に到着しました。(写真左上)
正面の通りは「青山通り」(国道246号線)でございます。
以前は右手に「仁丹ビル」がありましたが現在は空き地です。

そして青山通りを渡りまして道なりに歩いて行きますと、
「六本木通り」へと出まして、六本木方面へと進みますと、
こちら「渋谷二丁目」交差点に辿り着きました。(写真右上)
この辺も空き地が多く、再開発中が行われているようですね。

六本木通りを渡りまして暫く歩いて行きますと、
こちらの「金王八幡宮」に辿り着きました。(写真左側)
ここも存在は知っていましたが、訪れるのは初めてです。
金王八幡宮(2)
豊栄稲荷神社
そんな訳で階段を上がりまして境内に入りますと、
この様な威厳のある本堂がございます。(写真左上)
本堂は江戸時代初期の建築様式を留めているとの事で、
歴史が感じられるのはそう言った理由からでしょうね〜。
という事で今回5度目のお参りを済ませたのでした。

更には左隣にも神社が存在しておりまして、
それがこちら「豊栄稲荷神社」でございます。(写真右上)
赤い鳥居が多くあってワクワクしますなぁ〜。(←アホ)
という事で、こちらで今回最後のお参りを済ませました。

豊栄稲荷神社を後にして、明治通りへと出ました。
歩道橋から並木橋方向へ撮影してみました。(写真右側)
明治通り
渋谷川と東急東横線
渋谷駅新南口
渋谷駅南口
歩道橋を降りまして直ぐの路地を左へと曲がりますと、
「金王橋」がありまして橋上から撮影しました。(写真左上)
下に流れているのは「渋谷川」ですが水量が少ないですな。
左側の高架線は「東急東横線」でございます。

橋を渡ると「JR渋谷駅新南口」があります。(写真右上)
こちらは「JR埼京線」の最寄口となっております。
さて、ご覧の通り既に夕暮れが迫っている時間ですので、
早足でJRの高架線を潜りまして歩道橋を渡って、
こちらの「JR渋谷駅南口」へと戻りました。(写真左側)

ところでこの写真の左手にハチ公と並ぶ待ち合わせ場所の、
「モヤイ像」があるのですが、それは別の機会に紹介します。
という事で「渋谷散策」はこれにて終了でございます。
まだこの散策サイトを始めた頃には、渋谷は散策に向いてないなどと思っておりましたが、
実は散策して楽しい街だと実感した次第です。流石、国木田独歩氏が住んでいた街です。
ところで以前掲載していた桜丘町の桜並木は「代官山」にて再掲載させて頂いております。

Last Update 2007.2.9