自由ヶ丘

(じゆうがおか)

〜熊野神社・自由通り〜

「目黒区シリーズ」の4回目は、ご存知「高級住宅街」である「自由ヶ丘」です。
イメージ的にはこの街や隣の「緑が丘」あたりに「社長婦人」が住んでいて、
昼間はダンスレッスンやら、テニスなどに興じている姿を思い浮かべます。
(何だかえらく古臭いイメージだな>自分)
そして、駅前にはお洒落で素敵な雑貨屋が多く見られる事でも有名です。
しか〜し、そんなありきたりな「自由ヶ丘」を紹介するのは芸がありません!
「歩く紅いも」的に「へっ、そんな所あったの?」なんて一面を紹介します〜。
・・・いや、ちょっと大袈裟だったかも・・・。 それでは、どうぞご覧下さい。
自由ヶ丘駅前
さて、渋谷から東急東横線で6つ目の駅。
それが「自由ヶ丘駅」でございます。
ここは「東急大井町線」と乗り換えが出来まして、
二子玉川や大井町に容易に出られて、
交通の便に優れているのです。

とまぁ前置きはここまでにして、まず駅前写真から。
昼下がりに撮ったのですが、終日混んでいるといった
印象を受けました。 で、写っていないのですが
右側には「女神像」があります。 自由の女神?

ここから、駅前をグルッと巡ってみた次第です。
取り敢えず写真左方向へ・・・。
「うっ、お洒落な街だぁ〜」なんて、
普段「お洒落」とは全く無縁な男「紅いも」。
「お洒落光線」にやられてフラフラと左の電柱に、
うな垂れようとしている図、と思って頂ければと。
(それにしても何だよ、「お洒落光線」って…)

行く所々「雑貨屋」や「洋服屋」など多くあって、
お好きな方には本当に「天国」だと思いますね。
歩く人々も「自由ヶ丘チック」な感じで、
お洒落な女性の方々を多く見ました。

てなワケで、この交差点を右へ進んだのでした。
自由ヶ丘の街並(その1)
自由ヶ丘の街並(その2)
そうしたらこんな落ち着いた感じの街並に。
落ち着いた感じなのは良いのですが、
もっと「高級な雑貨しか置いてないのよ〜」的な
店舗が見られまして、「やっぱり自由ヶ丘だ」なんて
意味不明な妄想に駆られました・・・。

ところで、この先に進むと「自由通り」という、
世田谷区の駒沢から通っている道路に出るのですが、
その手前に、「東京散策記」には欠かせない(?)
建物が登場します!「自由ヶ丘」にも当然あります!!

・・・分かりますかネ?
「東京散策絵巻」に欠かせない建物、
それはモチロン「神社」なんですよ〜!!
(全く大袈裟な)

こちらは名前を「熊野神社」と申します。
800年以上もの歴史を誇る神社だそうでして、
スタイリッシュな街「自由ヶ丘」にあって、
一種独特の落ち着きが感じられるのは自分だけ?

実際、買い物で少々疲れた人が休憩してました。
どちらにしても、この街の重要な所ではあります。
という事で、当然ながらお参りしたのでした。
熊野神社
亀屋万年堂
そして「自由通り」へと出ました。
ところで、「自由ヶ丘」と言えば思い浮かべる
お菓子屋がありますよね?
そうです、「亀屋万年堂」ですね!
写真中央に写っているのがその本店です。
(ちょっと看板上が切れちゃってますが・・・)

「ナボナはお菓子のホームラン王です」
王 貞治さんのCMでもご存知ですなぁ〜。
(かな〜り古いかな?)

実際「ナボナ」を買いまして、食してみました。
本当に美味しい洋菓子なので、東京土産にどうぞ♪
「自由通り」を東横線の踏切を渡って進むと、
こんな路地裏に小さな飲み屋街がありました。
ちょっと「自由ヶ丘」にはない感じでしょ?
常連さんでないとなかなか入れる感じではないですな。

残業帰り、疲れ切った中間管理職(課長クラス)が、
この路地の店に入って「ママ、今日は大変だったよ」と、
愚痴を延々と聞いてくれたママさんは一言。
「何言ってのよ、バカね・・・」なんて返されて、
「ハハハ、そうだよな」と答えた後そっと店を出る。

そんな光景を想像してみたりして…。
(↑課長に怒られるぞっ!)
路地裏の飲み屋街
道を隔てて向こうは世田谷区
駅前を通る「マリ・クレール通り」を過ぎて、
南口の商店街(並木道)に出ました。

レンガ造りの沿道が何とも洋風ですな。
この付近には洋菓子屋や飲食店が多く見られます。

ところで、この道を隔てて左向こう側はですね、
実は世田谷区の「奥沢」という地名です。
目黒区内でもギリギリの所にあるんですよ、
自由ヶ丘って・・・。

それにしても、ちょっと放置自転車の数が・・・。
そして最後は東急大井町線の踏切前に立ち、
駅前広場へ向けて写真を撮りました。

如何だったでしょうか、今回の「自由ヶ丘散策」。
お洒落で高級なイメージと、
庶民的なイメージが上手く伝われば良いのですが。

駅前だけでも散策&ショッピングが楽しめるので、
暇な休日の午後にでもフラッと出掛けるのが、
良いのではないでしょうか?

ところで、亀屋万年堂の支店の看板分かります?
流石だな、なんて思ったりして…。
再び駅前へ
いやぁ、何となくこういう「お洒落な街」に行くと妙な汗が出ますなぁ、自分って…。
でも東急東横線沿線だと言う事もあって昔ながらの庶民的な雰囲気も残ってます。
両方の雰囲気を感じてみたい方には打ってつけの散策コースだと思いますハイ。

Update 2003.5.25