田端

(たばた)

〜田端八幡神社・田端銀座〜

「北区シリーズ」の第4回目は、昭和初期まで文士が多く住んでいた街「田端」です。
地名からして「田んぼ」が多かったのかな?と思えるのですが、確かに明治初期は
そうだったようですが、上野にとある学校が開校されたのを機に、文士が集うように
なったそうです。そんな奥深い「田端」の街を、「東田端」や「田端新町」を交えまして
散策して参りました。 タバタァ〜♪(←意味不明) それでは、どうぞご覧下さい。
JR田端駅北口
JR山手線に乗りまして、やって来ました「田端」へ!
という事で例によって駅前写真を一つ。
こちらは「北口」ということになります。

こちらを右手に向うと「田端」へ、(←まんまだな)
左手に進むと「東田端」「田端新町」へと出られます。

まずは「田端」を散策してみようと思いまして、
右手へと歩いて行ったのでした

因みに、この写真の裏手に「あすかタワー」がありますが、
それについてはまた後ほど紹介します。
東台橋を望む
石垣沿いを歩く
田端通り商店街
さて上記の通り右手に進んできました。(写真左上)
道路上に架かっている橋は「東台橋」でして、
上には「田端高台通り」が通っています。

橋を潜って石垣沿いに歩いて行くの図。(写真右上)
何かこんな感じって良いですよね〜。(←お調子者)
暫く歩いて行くと「田端通り商店街」へ。(写真左側)
昔ながらの商店が数多く、何だかホッとします。

ここを真直ぐ行くと「不忍通り」と交差する「動坂下」を経て、
文京区の「本駒込」へと入っていきます。
自分はここを右折して「赤紙仁王通り」へと入りました。
田端八幡神社
赤紙仁王
「赤紙仁王通り」へ入りますと、早速ですが「田端八幡神社」に到着。(写真左側)
こちらは1189年に建立された、田端村と呼ばれていた頃からの鎮守だそうで、
例大祭は8月14.15日だそうです。てなワケで今回最初のお参りをしました〜。
そしてそのお隣には「東覚寺」という寺院がありまして(写真右側) ご覧の通り、
「赤紙仁王」が両側にありまして、非常に目立つ上に威厳がある気がしますね。
境内には「石造金剛力士像」などもあります。そんなワケでこちらでもお参りを。
水稲荷神社
田端不動尊
さてここで一旦「赤紙仁王通り」を離れまして「谷田川通り」へと出てみました。
そうしましたら、小さな神社を発見!こちらは「水稲荷神社」です。(写真左側)
やっぱり「谷田川」と関係があるのでしょうか?当然、お参りはしましたが・・・。

また暫く歩いて行きますと、今度は「田端不動尊」を発見しました。(写真右側)
こちらは1.5.9月の28日が祭日だそうです。 勿論ここでも拝んできました。
田端銀座(1)
田端神社(2)
再び「谷田川通り」を歩いて行きますと、
如何にも庶民的な「田端銀座」に到着。(写真左上)
と言うか、商店街ってどの街も庶民的ですよね。(オイ)
ここで耳寄りな情報を一つ。
毎月第三金曜日は半額市だそうですよ、奥さん!
なんて「太っ腹」なんでしょう「田端銀座」!

という訳で「田端銀座前」交差点を1枚。(写真右上)
ここを右折すると「八幡坂通り」になっております。
右折した後、先ほど登場した「赤紙仁王通り」に入りまして、
暫く歩いて行くと左手に「日枝神社」の案内する石碑があり、
そこを左折すると「日枝神社」に到着。(写真右側)
当然お参りしましたが、ちょっと寂れた感じでした。
日枝神社
八幡坂通り
北田端八幡神社
中里踏切
そんな訳で再び「八幡坂通り」へと戻って、(写真左上)
坂を登っていく途中に、やはり神社があったりします。
こちらは「北田端八幡神社」と申します。(写真右上)
知名度は先に登場した「田端八幡神社」の方があるようですが、
敷地的にはこちらの方が広い感じがしますね。
例大祭は8月14日だそうです。
という事で、今回6度目?のお参りを・・・。
この神社の左手には「大龍寺」なる寺院さんがあります。

さてこの後ちょいと道を外れて「山手線」沿いに出まして、
「中里」という街に入りますと、こんな踏切があります。
外回りのみなのですが。(写真左側)
山手線の踏切はここと、目白〜池袋の間だけなので、
非常に貴重な存在なのですが、何れ消え行く運命でしょうね。
田端高台通り
田端文士村記念館
さてさて「八幡坂通り」を上がり、今度は「田端高台通り」へと出ました。(写真左側)
暫く歩いて行くと「田端駅」へと向かう「江戸坂」がありまして、そちらを下って行くと、
「あすかタワー」があり、下に「田端文士村記念館」が併設されてます。(写真右側)
明治時代、上野に「東京芸術学校」(現・東京芸大)が開校された頃から、「田端」に
若き文芸人が集うようになったそうで、「芥川龍之介」や「室生犀星」、「萩原朔太郎」
「菊池寛」
など非常に有名な詩人・小説家がこの地に集まったそうです。スゴイなぁ。
入場料は無料で、開館時間は午前10時〜午後5時。休館日は月曜日だそうです。
田端ふれあい橋
田端駅下仲通り商興会
さて、今度は反対側の「東田端」「田端新町」の散策と入って行ったのでした。
「新田端大橋」と並行する「田端ふれあい橋」を歩いて行くの図です。(写真左側)
橋の突き当たりで階段を下りていきますと「田端駅下仲通り商興会」があります。
様々な国旗が?釣り下がっていて、妙に愉快な気分にさせられます。(写真右側)
ペナントには「新幹線の見える街」(だったかな?)と書かれているのですが・・・。
田端操車場
鉄道神社を撮ったものの・・・
本当にそうなのかな?なんて思いまして。(オイ)
「田端操車場」を撮影してみました。(写真左上)
ちょっと小さいですが、確かに「東北新幹線」が見えますな。

そんな中、気になったモノを撮影して見ました。(写真右上)
と言っても、これでは何か分からないですな〜。
実は「田端操車場」内にある「鉄道神社」を撮ったのですが。
御利益はやはり「交通安全」でしょうね、切に願います。

さて、「東田端」にはこんな神社があります。
名前は「東灌森稲荷神社」と申します。(写真右側)
かの有名な「太田道灌氏」に関係しているのですが、
詳しい事は…。(オイ) 勿論、お参りしましたけど…。
東灌森稲荷神社
田端新橋3丁目交差点
住宅街を彷徨うの図
復宋稲荷
そんな訳で最後は「田端新町」へ向いました。
こちらは「明治通り」と交差する「田端新町3丁目」(写真左上)

実は「田端新町には神社ってあるのかなぁ」なんて、
思っていた所、案内板で存在する事を知りまして、
住宅街をウロチョロしていました。(写真右上)
「う〜ん、見つからないなぁ。ってか、これじゃ不審者かも」
なんて思っていた所、こんな小さな神社を発見!
こちらは「復宋稲荷」というそうです。(写真左側)
(間違っていたら申し訳ございません、修正します)

何とも言えぬ気分を残しつつ、「田端散策」は終了です。
「北区」であるにも拘らず、「田端」の方は「文京区」の香りが漂っていたり、
「東田端」や「田端新町」は「荒川区」の香りが漂う、何とも不思議な街です。
東京を知り尽くす「通」な方も、この地を散策すると意外な発見があるかも?

Update 2005.7.2