永田町

(ながたちょう)

〜桜田門・日枝神社〜

「千代田区シリーズ」第7回目は日本の政治を司っている街「永田町」を散策して参りました。
今回は国会議事堂とその前庭、そして桜田門と官公庁街から日枝神社へと巡ってみました。
それでは、どうぞご覧下さい。
国会議事堂前駅
茱萸(ぐみ)坂
外務省上交差点を望む
そんな訳で再びやって来ました「永田町」へっ!
今回は東京メトロ「国会議事堂前駅」に降り立って、
先ずは恒例の駅看板を撮影しました。(写真左上)
実は駅のホームは国会議事堂の敷地下にございます。

という事で駅入口の目の前にある通りを歩きまして、
ちょっと離れた所より駅入口を撮影しました。(写真右上)
この通りなのですが「茱萸坂(ぐみざか)」という坂道で、
別名もありまして「番付坂」とも呼ばれているとの事です。

そんなこんなで茱萸坂をてれてれと下って行きまして、
こちら「財務省上」交差点手前で撮ってみました。(写真左側)
道路の向こうに見える官公庁はまた後程歩くとしまして、
ここから左手へと向かって歩いて行ったのでした。
イチョウ並木
国会議事堂
そんな訳で国会議事堂へと向かって歩く途中で、
こちらのイチョウ並木を撮影してみました。(写真左上)
晩秋の頃には葉が色付いて美しいのでしょうなぁ〜。

そうこうしている内に「国会正門前」交差点へ到着し、
例によって「国会議事堂」を撮影しました。(写真右上)
国会議事堂についてはもう特に説明は要りませんな。
小学生の頃に社会科見学に訪れた方も多いかと思います。
しかし今回も西日でまともに撮影する事が出来ませんで、
国会議事堂は午前中に撮った方が吉ですね。(オイ)

さて国会議事堂の向かい側には前庭が存在してます。
通りを隔てて和式庭園と洋式庭園がありまして、
先ずは「和式庭園」入口前に来ました。(写真右側)
国会前庭和式庭園入口
庭園から国会議事堂を望む
庭園内の池
池に浮かぶ小島
そんな訳で早速園内に入りまして後ろを振り返り、
再び国会議事堂を撮影してみました。(写真左上)
何だかこちらの方が収まりが良いですな。(オイオイ)

そして園内を歩いて行きますと池がございまして、
これまた何とも和風な佇まいなのです。(写真右上)
当然の事ながら錦鯉も優雅に泳いでいましたよ。

引き続き園内を歩いて行きますと橋がありまして、
橋上から池に浮かぶ小島を撮ってみました。(写真左側)
小島には「彼岸花(曼珠沙華)」が咲いていたのですが、
天気が良過ぎたせいか?残念ながら写りませんでした。
池面に映る赤いのが実はそれなのですがね…。
流れるせせらぎ
小さい滝
さてさて橋を渡りまして右側にはせせらぎがありまして、
思わず樹林に入って撮影しましたよ。(写真左上)
木々に囲まれて暗かったので良く写ってませんが…。
やはり和式庭園にせせらぎがあると落ち着きますね〜。
こちらは元から回遊式庭園であったとの事です。

そんな訳でせせらぎの上流へと進んで行きますと、
この様な「小さな滝」がございます。(写真右上)
しかしこれまた暗くて良く写っていませんな…。
それにしても日本の政治もこれ位清らかであれば。(コラ)

更に園内を歩いて池の反対側へと進みまして、
ベンチ前にて一枚撮ってみました。(写真右側)
もっと歩きたかったのですがここで和式庭園を後にしました。
ベンチ前より
国会前交差点
国会前庭洋式庭園入口
首都高速環状線を望む
和式庭園を出まして歩いて行きますと間もなくして、
こちらの「国会前」交差点へと出ました。(写真左上)
散策当日は休日とあって人出も疎らだったのですが、
それでもウォーキングを楽しむ方々を見掛けました。

という事で交差点を渡りまして歩いて行くと間もなく、
こちら「国会前庭洋式庭園」入口に着きました。(写真左上)
ここは彦根藩井伊家の上屋敷があった所だそうです。
確かに桜田門から近いですよね…。

そんなこんなで早速園内に入り坂道を上がりまして、
首都高速環状線の見える所で撮ってみました。(写真左側)
少々見え辛いですがトンネルから出ているのがそれです。
遠くには半蔵門付近に建つビルが見えますな。
何だっけ?
噴水広場
さてさて坂道を上がりきった所に芝生の広場があり、
石の灯籠が目に入ったので撮ってみました。(写真左上)
手前の石碑には「この地の由来」
について書かれており、
かの太田道灌氏の短歌が刻み込まれています。
そしてこの左手に「憲政記念館」が建っておりまして、
実際の所そちらを撮った方が良かったですね。(オイ)

そして振り返りますと「噴水広場」があり、(写真右上)
この右手には三権分立を表した時計塔がございます。
そんな訳で噴水広場を通り過ぎて行きますと、
こちらの「日本水準原点」がございます。(写真右側)
明治24年5月より固定され、標高は24.4140メートル。
台石に取り付けられた水晶板の目盛り0線の中心が、
日本水準原点とされているとの事です。
日本水準原点
官庁を眺めるの図
桜田壕
内堀通りを歩くの図
という事で噴水広場にて少しばかり休憩した後に、
再び坂道にて官公庁を撮影してみました。(写真左側)
左手が警視庁で、右手が合同庁舎だったかな?(オイ)
そんなこんなで洋式庭園もこの辺で後にしたのでした。
両庭園とも開園時間は午前9時〜午後5時でして、
入園料は勿論ですが無料となっております。

さてさて国会前交差点へと再び出まして横断歩道を渡り、
こちらの「桜田壕」を撮影してみました。(写真右上)
この右手に「皇居」がございますが勿論写ってません。(オイ)

そして内堀通りを一路桜田門へと向かって歩いて行き、
その途中で一枚撮影してみました。(写真左側)
流石にこの辺はジョギングする方が多く見られますよ。
桜田門交差点
桜田門
という事で「桜田門」交差点に着きました。(写真左上)
ここで内堀通りは「桜田通り」と合流しております。
さてさて交差点から左手へと振り返ってみますと、
ご存知こちらの「桜田門」がございます。(写真右上)
この門を入って右側へ進むと皇居外苑へと出ますが、
そちらについては「東京」にてちょこっと登場しております。
そして江戸時代末期に井伊直弼氏が暗殺された、
あの「桜田門外の変」もこの辺りで起きた訳ですね。
何とも時代の重みというのが感じられる場所ですなぁ。

そして交差点の右手へと振り返ってみますと、
ご存知こちらの「警視庁」が建っております。(写真右側)
屋上にある通信塔も写せば良かったですなぁ〜。
そう屋上といえばヘリポートも存在しておりますよ。
警視庁
法務省
合同庁舎2号棟
霞ヶ関1丁目交差点
そんな訳で交差点を渡りまして桜田通りへと入りますと、
最初目に入るのは「法務省」でございます。(写真左上)
と言ってもこれは旧法務省本館という事になりますな。
煉瓦の美しい建物は国の重要文化財に指定されております。
現在の本館はこの裏の合同庁舎6号館にあります。
散策当日も見学に訪れていた方を見かけましたよ。

さてさて法務省を過ぎますと反対側に高層ビルがあり、
それがこちら「合同庁舎2号館」でございます。(写真右上)
このビルには「総務省」の一部が入っております。

そんなこんなで「霞ヶ関1丁目」交差点に到着。(写真左側)
この右手に霞ヶ関坂があり外務省上交差点に繋がってます。
そしてこの近辺には東京メトロ霞ヶ関駅がございます。
外務省
霞ヶ関2丁目交差点
交差点を渡って引き続き桜田通りを歩いて行きまして、
反対側の「外務省」を撮影しました。(写真左上)
ご覧の通り流石に警備が厳しい様子ですなぁ〜。
まぁ何かと色々とあったりする所ですからね…。(オイ)
この裏手には合同庁舎1号館が存在しております。

そんな訳で更に桜田通りを歩いて行きますと、
こちら「霞ヶ関2丁目」交差点に着きました。(写真右上)
この右手は汐見坂が総務省上交差点まで続きます。

という事で交差点を渡りまして間もなくの所にて、
こちらの「総務省」入口を撮影しました。(写真右側)
日本の行政を司っている事は言うまでもありませんな。
この裏手には「経済産業省」が存在しております。
財務省
文部科学省
霞ヶ関ビルディング(1)
霞ヶ関ビルディング(2)
まだまだ桜田通りをてれてれと歩いて行きますと、
こちら「霞ヶ関3丁目」交差点へと着きました。(写真左上)
写っている建物は「文部科学省」でございます。
またこの裏手には日本郵政公社が建っております。
さてこのまま桜田通りを進むと港区「虎ノ門」に入るので、
この交差点を右手に曲がりまして「三年坂」へ進みました。

三年坂を上り切った所で路地を左折して行きますと、
こちらの「霞ヶ関ビル」へと到着しました。(写真右上)
36階建てのこの近辺では一番高い高層ビルでして、
以前は質量の単位として良く登場してましたな〜。
そんな訳でビルを見上げつつ撮影しました。(写真左側)
流石に36階建てとあって全ては写りませんね。(オイ)
この反対側には「新霞ヶ関ビル」も建っております。
内閣府下
国会裏交差点
という事で霞ヶ関ビルを後にして六本木通りへと出て、
こちらの「内閣府前」交差点に着きました。(写真左上)
右手に写っている建物が「内閣府」でございます。
内閣府と聞くと「政府広報」を思い浮かべるのは私だけ?
左手には「首相公邸・官邸」が存在していますが、
警備が厳しい為、流石に撮影出来ませんでしたよ…。

そんな訳で交差点を渡って坂道を上がって行きますと、
こちらの「国会裏」交差点まで来ました。(写真右上)
そしてこの交差点の裏手にある路地へ入りまして、
こちらの「山王坂」を下って行きました。(写真右側)
ご覧の通りなかなか急な坂となっておりますな。
しかし山王と聞くだけで何だかワクワクしますな。(オイ)
山王坂
日枝神社入口
神門
日枝神社本殿
山王坂を下り切りまして突き当たりを左に進みますと、
こちらの「日枝神社」入口に到着しました。(写真左上)
ようやくここで神社が登場する訳ですなぁ〜。

そんな訳で鳥居を潜って階段を上がって行きますと、
こちらの立派な「神門」ががございます。(写真右上)
流石に東京十社に選ばれているだけあって威厳ありますな。
かの太田道灌氏や徳川家康氏も関わっておりますよ。

そして神門を潜って本殿へと到着しました。(写真左側)
これまた何とも重厚のある社殿ではないですか〜。
大祭が春季は2月17日に、秋季は10月23日に行われ、
そして例祭は6月15日に執り行われるとの事です。
そんな訳で今回最初のお参りを済ませたのでした。
エスカレーターと赤坂の街並み
末社の数々
さてさて本殿を右手へと歩いて行きますと、
左手にはエスカレーターがございます。(写真左上)
これならお年寄りの方でも楽に上がって来られますね。
そして健脚な方は階段を上がって行きましょう。(オイ)
向こうに見える街はご存知港区の「赤坂」でございます。

そして今度は本殿の右側へと歩いて行きますと、
こちらの末社が存在しております。(写真右上)
山王稲荷・八坂神社・猿田彦神社が並んでいまして、
各々の神社で例祭日も決まっております。
そんなこんなで今回最後のお参りを済ませました。
そして最後は「稲荷参道」を撮影しました。(写真右側)
暗くて見えませんが下は階段となっております。
という事でここを下って日枝神社を後にしたのでした。
稲荷参道
都立日比谷高校裏門
青山通りを下るの図
国立国会図書館
そんな訳で日枝神社の裏手の道路を歩いて行きますと、
何となく歴史を感じさせる門が目に入りました。(写真左上)
こちらは「都立日比谷高校」の裏門ですかね?(オイ)
数多くある都立高校の中でも屈指のエリート校ですな。

そして山王坂手前の路地を左折して「三べ坂」を上がり、
こちらの「青山通り」へと辿り着きました。
向かい側は「平河町」ですがそちらはまたの機会に…。

この先の「隼町」交差点を右折して次の交差点を左折すると、
こちらの「国立国会図書館」へ到着しました。(写真左側)
国内の出版物を全て保管する唯一の法定納本図書館で、
ここでは言い尽くせないので皆様調べてください。(コラ!)
という事で今回の「永田町散策」を終えたのでした。
何となく訪れ難い永田町ですが特に国会前庭はゆったりと歩けて散策にピッタリですよ。
また法務省や警視庁など予約が必要だと思いますが、見学する事も可能となってます。

Last Update 2007.12.8