神田(2)

(かんだ・2)

〜神保町・御茶ノ水〜

さて「千代田区シリーズ」第4回目は引き続き「神田」の西側に位置する神保町界隈を散策しました。
古本屋街として有名な神保町から楽器店街の御茶ノ水を巡り、三崎町や西神田へも足を運びました。
それでは、どうぞご覧下さい。

神保町交差点
神保町駅出入口
喫茶店さぼうる
そんな訳で再びやって参りました「神保町」へっ!
先ずは「岩本町」交差点の写真からどうぞ。(写真左上)
こちらは「靖国通り」「白山通り」が交差しております。

さてこの交差点の周辺に地下鉄の駅入口が点在してますが、
靖国通りを渡って直ぐの所の駅入口を撮影。(写真右上)
東京メトロ半蔵門線と都営三田線・新宿線が通っております。
実は私が神保町で降りた時に良く使う出入り口ですが、
こちらを選んだのはそれだけが理由ではありません!
それは駅入口の脇道に有名な飲食店があるからでして、
それがこちらの「さぼうる」でございます。(写真左側)
様々なメディアで紹介されている老舗の喫茶店ですね。
手前側が併設されているレストランですかね?
一度は入ってコーヒーを飲みつつ読書に耽りたいですな〜。
手前から救世軍日本本営、集英社、小学館
神田すずらん通り(1)
そんな訳で白山通りをちょっと歩いて行く事にしました。
白山通りの反対側は「一ツ橋」となっており、(写真左上)
「救世軍日本本営」「集英社」「小学館」のビルがあります。
裏手には「共立女子大学」とその付属校がございます。

交差点の左側には神保町を語る上で外せない通りがあり、
それがこちらの「神田すずらん通り」です。(写真右上)
古本屋や飲食店が建ち並んでいる一方通行路でして、
通りはと言うとこんな感じでございます。(写真右側)

この通りを歩くと「神保町に来たなぁ〜」と感じるのですが、
そう感じる方も多いのではないでしょうか?
白山通りの反対側は「さくら通り」となっております。
神田すずらん通り(2)
東京パークタワー(1)
東京パークタワー(2)
三度神田すずらん通り
さて、最初にここを散策した時と変わったのは、
こちら「東京パークタワー」が建った事です。(写真左上)
この辺は昔ながらの街並みが残っていた記憶があるのですが、
こんな高層マンションが建つとは、時の流れを感じますな。

あまりにも高いので上を見上げて撮影しました。(写真右上)
29階建てでして、購買価格も最低約4000万円です。
「勝ち組」にでもならないと住めそうにないですねぇ。(オイ)
奥の方は「神保町三井ビル」(23階)が建っております。

そんな訳で再び「すずらん通り」へと戻りました。(写真左側)
散策当日は開店している店が少なく少々寂しい感じでしたが、
普段は人通りの多い通りでございます。
という事で、このまま真っ直ぐ歩いて行きました。
駿河台下交差点
明大通り
「すずらん通り」を出ますと再び靖国通りへと出ました。
こちらは「駿河台下」交差点でございます。(写真左上)
写真正面の通りは「明大通り」となっておりまして、
靖国通りを渡りまして一路「御茶ノ水駅」へと向かう事に。
この辺から楽器店がちらほらと見受けられます。

「明大通り」に入り暫くした所で撮影しました。(写真右上)
ご覧の通りなだらかな上り坂となっております。
更に歩いて行きますと向かい側にこんな建物がありまして、
こちらは「カザルスホール」でございます。(写真右側)
1987年に主婦の友社が建てた日本初の室内楽専用ホールで、
現在は日本大学が所有しているという事です。
何とも西洋文化を感じさせる建物ですなぁ〜。
カザルスホール
明治大学リバティータワー(1)
明治大学リバティータワー(2)
楽器店の数々
そして「カザルスホール」の反対側には以前も紹介しました、
こちら「明治大学リバティータワー」があります。(写真左上)
2001年の創立120周年に建てられた23階建てのタワーです。
そんな訳でこちらも見上げて撮影しました。(写真右上)
もうすっかり「お茶の水のシンボル」となりましたね。
21世紀らしく、省エネを考慮して建てられたという事です。

リバティータワーを後にして御茶ノ水駅方面へ進むと、
反対側は楽器店が多く並んでいます。(写真左側)
学生の頃はよく立ち寄っていた事を思い出します。
色々なギターを見ながら欲しいなぁと思ったりして。
ホラやっぱり若い時ってそう言うのあるじゃないですか〜。
ギターを弾いてみたいって衝動に駆られる事が…。
最近は団塊世代の方も入店するのではないかと思います。
明治大学アカデミーコモン(1)
明治大学アカデミーコモン
さてさて更に御茶ノ水駅方向へと進んで行きますと、
こちら明治大学「アカデミーコモン」があります。(写真左上)
この建物は2004年4月に建てられたという事でして、
確かに以前散策した時にはまだ存在してませんでした。
大学院や博物館といった構成となっております。

そして肝心の建物はというとこちらです。(写真右上)
斬新な造りでしてどの様に撮れば良いのか迷いまして、
こんな写真となってしまいました、申し訳ありません…。

そしてアカデミーコモンの反対側にはこちらの楽器店が。
「お茶の水価格」で有名な「下倉楽器」です。(写真右側)
都内にもあちらこちらに店舗が存在しております。
ギター等だけでなく、クラシック楽器も取り扱っていますね。
下倉楽器
御茶ノ水駅
聖橋
ニコライ堂
そんな訳でようやく「御茶ノ水駅」に到着しました。(写真左上)
JR中央線快速と総武線各駅停車の止まる駅でございます。
そして駅の左側には「御茶ノ水橋」がありまして、
前回同様そこから「聖橋」を撮影してみました。(写真右上)
昭和2年に完成した鉄筋コンクリート製のアーチ橋です。
個人的には都内でも屈指の美しい橋だと思います。
下を流れていますのはご存知「神田川」でございます。

さて御茶ノ水駅の右手にある「茗渓坂」へと入りまして、
お茶の水仲通りへ右折しますとこちらの建物が。
そうです「ニコライ堂」でございます。(写真左側)
正式名称は「東京復活大聖堂教会」でして、
国の重要文化財にも指定されております。
ところで無断で営利目的の撮影は禁止されておりますが、
全く営利目的ではありませんので、許してください〜。(オイ)
山の上ホテル看板
山の上ホテル本館
ところで御茶ノ水と言えば忘れてはならぬホテルがあり、
それはかの有名な「山の上ホテル」でございます。
という事で再び「明大通り」へと戻って行きまして、
リバティータワー手前の看板で撮影しました。(写真左上)

そこを左折しますと坂の上に本館が。(写真右上)
いやはや何とも趣のあるホテルですねぇ〜。
そしてホテル本館の反対側には別館であります、
「HILLTOP ANNEX」があります。(写真右側)

ベルボーイのいるホテルなんて泊まったことが無く、
何時かはこんなホテルに泊まってみたいと思いますが、
東京に住んでいるとなかなか機会が無いですね〜。
って、そんな事どこかでも書いてなかったかい?
山の上ホテル別館
錦華坂
錦華公園
猿楽通り
「山の上ホテル」の裏手の道をてれてれと歩いて行きますと、
こちらの「錦華坂」に辿り着きました。(写真左上)
この坂の下の所には広々とした公園がありまして、
それがこちらの「錦華公園」でございます。(写真右上)
池もありましてゆっくりと寛げる公園となっております。

錦華公園を後にして目の前にある通りへと出ましたが、
それがこちら「猿楽通り」でございます。(写真左側)
この辺は「猿楽町」という町名となっておりまして、
右側には先に登場した「集英社」ビルがこちらにもあります。

更にこちらでは編集上掲載できなかったのですが、
通り沿いに「東京音楽大学発祥の地」の石碑があります。
錦華通り
神田猿楽町々會詰所
そんな訳で猿楽通りを後にして一本隣の道路に出ました。
それがこちらの「錦華通り」でございます。(写真左上)
この辺は印刷会社のビルが建ち並んでおります。

そして左手を見てみますとこんな建物がありました。
それがこちら「神田猿楽町々會詰所」です。(写真右上)
何とも歴史を感じさせる建物で思わず撮ってしまいました。
今でも使われているのかどうか知りたい所ですね〜。

錦華通りを歩いて行きますとこんな素敵な建物があり、
こちらは「神田教会」でございます。(写真右側)
今回は神社仏閣よりも教会の方が多く登場していますが、
そのうち教会に入って祈る時が来るかも。(本当か?)
神田教会
皀角坂(さいかちざか)
歩道橋よりJR中央線快速
歩道橋より白山通り
という事で錦華通りを突き当りまで歩いて行きまして、
「皀角坂(さいかちざか)」を撮影してみました。(写真左上)
坂を上がりますと「かえで通り」を経て御茶ノ水駅に出ます。
左手の高架線はもちろんJR中央線でございます。

そして後ろ側に進んで行き「白山通り」へと出まして、
歩道橋から中央線快速を撮影しました。(写真右上)
高架線の向こう側は「東京ドームシティ」でございます。

更に白山通りを岩本町方向へ撮ってみました。(写真左側)
交通量の多い平日は渋滞するポイントとなっております。
そんな訳で歩道橋を渡りまして「水道橋駅」方面へ進み、
「三崎町」へと入っていったのでした。
三崎稲荷神社
西神田公園
そうしますと「水道橋駅」のちょうど後ろ側に神社があり、
こちらがその「三崎稲荷神社」でございます。(写真左上)
以前から気に留めてまして、今回初めて訪れました。
そんな訳で今回最初で最後のお参りを済ませました!

神社を後にして商店街をてれてれと南下して行きますと、
こちらの「西神田公園」に辿り着きました。(写真右上)
綺麗に整備されている公園となっておりまして、
周辺には日本大学や大原簿記学校があります。
この辺りも所謂「学生の街」となっております。

そんな訳で公園を後にし「水道橋西通り」へと出まして、
水道橋駅方向へ撮影してみました。(写真右側)
ご覧の通り、もう日暮れが迫っている状況でした…。
水道橋西通り
西神田交差点
専大前交差点
日暮れの靖国通り
という事で日も暮れてきてしまいましたので、
一路神保町へ向かう為、水道橋西通りを歩いて行きました。

そんな中、西神田交差点で一枚撮影。(写真左上)
写真右手の一番高い建物は「専修大学」でございます。
この先は「専大通り」となっており更に歩いて行きますと、
靖国通りと交差する「専大前」交差点に辿り着きまして、
交差点を「九段下」方向へ撮影しました。(写真右上)

自動車もライトを点灯して走る位の暗さになってしまい、
「あぁ、もっと早い時間に出ていれば」といつもの後悔をしつつ、
最後は靖国通りから神保町交差点方向を撮影。(写真左側)
左下には分かり辛いですが季節外れのツツジが咲いていました。
そんなこんなで「神保町・御茶ノ水」散策は以上です。
さて本編ではあまり触れていない「古本屋街」ですが、私も一時嵌っていた時期がありまして、
しょっちゅう電車で神保町に来ては古本屋や大型書店で書籍を購入した後喫茶店に入って、
安いコーヒーを飲みながら購入した本をゆっくり読んでいましたなぁ。飲食店も非常に多くあり、
餃子ならすずらん通りの「スヰートポーズ」、とんかつ・天ぷらなら「いもや」が私のお勧めです。

Last update 2007.1.28